2008-01-01から1年間の記事一覧

パラダイスパラダイス

フェルメールの展示を見に行く。 彼の作品は贋作か本物か揺れているものが多く 34作品しかないとされているが まだ怪しいものもあるのではないだろうか。 絵の具の顔料で判定しているのだろうか。 私の目が三流だからかもしれないが、まるで響かない絵もあっ…

弱まっている

政府は景気の基調判断を「弱まっている」に下方修正したらしい。 この基調判断は一体なんなのか。 火傷した時に、一ヶ月後に政府が「あっちー」って発表したような感じだ。 少し笑える。 ああ、やっぱりね というのを確認したいのだろうか。 そりゃ熱いよね…

広尾

スペードの女王/べールキン物語改版 (岩波文庫) [ アレクサンドル・セルゲーエヴィチ・プーシ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 842円プーシキンの作品 賭博に心を奪われていく男の話といえばいい…

Peace

西麻布にてHTと呑む。 現在巡回中のサシノミ祭の一環である。 できるだけ、人によって呑む都市を変えてみている。 HTと呑んで新鮮なのは、彼がピュアだと思ったためである。 快晴の空のような気持ちのよい彼に 私は爆撃機のごとく黒い煙をばらまいてきた。 …

考えるに手段

六本木通と明治通の交差点である。 「広場」らしきものをここには感じる。 陸橋に道路に迫り出すように座れる場所があればと思う。 映画撮影に使われるようなクレーンのようなベンチだ。 「考える」 最近、ロジカルシンキングと呼ばれるものが流行している。…

恵比寿

恵比寿でTFと呑む。 実は彼と二人で呑むのは もしかしたら始めてだったのではないだろうか。 それだけに今回はかなり楽しいものだった。 野心を次第に現実味を帯びさせる時期に 現在私たちはいるのかもしれないが 冷え込む不動産、建設業界を背景に 野心のほ…

紀元前の洗濯物

今から8000年近く昔を 始原時代と呼ぶ。 ローマ末期の教会堂 ロマネスク、ゴシック 中世建築の解体を経て ブルネレスキに始まりベルニーニへと続く そして今日私は、洗濯物を干す 身体知をもっとあげよう。 かつて、ノルマンディーで [DVD]出版社/メーカー: …

こんなのほしいな。 ミノックス http://www.license-to-shoot.com/index.php?id=39&L=1しとやかな獣 [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2005/09/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 121回この商品を含むブログ (60件) を見るエレベーターもないような…

博報堂スタイル作者: 高橋宣行出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/03/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 73回この商品を含むブログ (24件) を見る高橋 宣行 1940年生(現在68歳)で68年(28歳当時)に博報堂入社 制作コピーライター、…

今日のランチ

虎ノ門、霞ヶ関、日比谷と 官公庁、大企業が立ち並ぶ地域に足を運ぶ。ビックマック指数というものがあるが 最近はスターバックスのトール・ラテ指数で物価を読むこともあるらしい。 どこに軸足を置くかで世界の為替状況の軌跡が異なって見えるようだ。米国で…

不動産屋は二度ベルを鳴らす

私の大好きな建築家であるJean Nouvelのアトリエが 設計に携わっている電通ビルである。 改めて滅茶苦茶かっこいいビルである。 ガラスの色が他と違う。ちなみにNouvelは SEX&THE CITYにも準レギュラーで出演している。 昨日は高校時代の友人と話す。 もちろ…

我が愛すべき植木鉢たち

ロンドンの植木鉢から 私に一通の手紙が届いた事から始めよう。 書面には26日に彼女、と言っても植木鉢だが、は書いたとある。 私は偶然にもその二日程後に 彼女に手紙を送ったのである。 仮に郵便ポストに入れた瞬間から 手紙が大空を飛んでいったとすれ…

水色の聖水

しょっちゅう、転んで膝小僧を怪我し、 カサブタを作っていた マキロンは山之内製薬の傑作である。 1971年に販売され、 山之内製薬(合併によりアステラス製薬となる)を統合した第一三共ヘルスケアが 現在はその商品を扱っている。 マキロンは商品である枠を…

あらかじめ書く

私は友に言いました。 一週間に3冊、本を読まないと頭が凝ってくる。 読もう。考えよう。 オスカー・ニーマイヤー展を見る。 建築に何が可能か考える。 http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_gallery/ 稲妻 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発…

考える軌跡

今日も一日中考えていた。 脳が虹色になってくるような感じだ。 いちいち疑問を立て それを解こうとし、なんらかの答えを導く。 脳は食いしん坊である。 少なくとも私はそう思う。 考える時に発生する電気信号を食べているのである。 電気信号は日常生活を送…

所信表明

鬱蒼としたジャングル。 そのジャングルは南米にあるようなものではなく 全ての植物が繁茂するジャングルである。 いわば、「ユニヴァーサルジャングル」である。 ここでは環境というパラメータがカオスなのである。 それゆえ、ある限定された植物は繁茂しな…

昼間の夜

私はマンホールの穴から落っこったのだ。 頭上に輝くお月さんよ。 こっちはあっちで、あっちはこっちかい。 おっこった時、運良く、読書を ポケットにいれていたらしい。 見渡す限りの闇だが もうしばらくは、こいつで食い凌ぎながら 暗闇をさまよってみよう…

考える葦

考えよう。考えていればその人は美しい。 パスカルという数学者がパンセの中で書いたもので 「人間は考える葦である」 というのが頭に残っている人も多いと思う。 考えなければ、人間じゃなくなってしまいます。 じゃあ人間は美しければ、考えているとも言え…

決断

だらだらと働いてきたが ここで一つ決断をする時だと考えた。 一度断ち切る。 自分を見つめ何ができるか考えよう。 _

蓮沼へ

大雨の中、蓮沼にある住宅を見に行った。 これをどう消化するかは、自分にとってこれから何かを考える上で 避けて通れないようなものであるように感じ いつかと思った日がそれが今日でたまたま、大雨だったということだ。 都市でどうやって生きるのか そうい…

台風

台風が夜をかき混ぜた。建築史的モンダイ (ちくま新書) [ 藤森照信 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 864円藤森照信先生の書かれた本。 銘木の概念が日本独特のものだと藤森は言う。 イエボメとい…

西ヶ原へ

敬老の日を利用して またしてもジョサイア・コンドル設計の洋館 旧古河邸を見学に行く。古河庭園の丘の庭園が見渡せるところに 本館は建っており、昔は主寝室から富士山も望めたそうである。 庭園は季節があえば、バラで満開となるが今はさすがに咲いていな…

日比谷へ

渋谷で友人と呑む。 友人が思っている以上に 私は渋谷に飽ききっていることを あまり知られていない。 通勤路といった限られたルートのみならず 私は渋谷ってフィールドに慣れてしまっている。10人くらいと今年中にサシノミができればと そんなことを考え…

ともさんへ

よく行くバーで働いている人が 今日で職場を辞めた。彼女がいるとパッとサイデリア 場が明るくなる 元々そういう天性のものがあるのだろう。 人を明るくする力がある人です。どんな心中だったかしれないが いい表情で最後も働いていた 太陽の人だと思う。今…

NYで

ヤンキーススタジアムでゲーム観戦しながら ポップコーンを頬張りたくなることもあるだろう。聞いた話だが ああいうぎっしり詰まった観客席で コーンを注文するとコーン屋の兄ちゃんは 袋にいれて投げてくれる。(これが結構な距離だったりする) ナイスキャ…

渋谷へ

ロメールを見てからか 心がすごく穏やかになったかもしれない。秋がそんな挑発を退けるような穏やかなものを 心に留めさせているのかもしれない。 おもしろい。 http://jp.youtube.com/watch?v=jwMj3PJDxuo 春のソナタ [DVD]出版社/メーカー: IMAGICA発売日:…

銀座へ

村松貞二郎の日本建築の歴史を読んでいると 明治時代の建築の一つでも見たくなったのである。ジョサイア・コンドル設計の旧岩崎邸を そういえば私は見ていなかったと思い見に行くことにした。 明治時代の洋館を見て今更なにが楽しいのだろうと考えながら 電…

ハンス・シャロウン

今日は事情があって ベルリンフィルハーモニーのホールの事を考えていた。 シャロウンはバロック建築に造詣の深い人で バロックについてのいくつか文章を読んだ事がある。バロックに建築原理を求める場合、 このシャロウンなる建築家はきっかけとしては有効…

51号館

久しぶりに研究室へ行く 51号館の耐震補強工事と 全体のアスベスト除去工事に伴い 今理工は工事現場状態であった。研究室も移転していて新鮮だったが 51号館からの新宿の景観は中々良かったことを思い出す。 小便器が外向きについていて 池袋に小便している…

屋根

友人と恵比寿で呑む。 奇妙なのは、今なにが面白いかということを 答えられない人が意外に多いように思うこと。あげくの果てに質問が悪いと相成る。 これはおかしい。犬猫を待ち受け画面にする心理があるが これはおかしいのである。 打合せでよく考えるが …