2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

8月前日

友達といってもTTだが 彼からへんてこりんな注文を受けていることを書こう。彼はよくわからないまま 私にポスターをつくることを投げてきた。 これは間違いなく投げつけてきたといっていいだろう。 私はこれを打ち返さなくてはならない。作る時になにを考え…

白い昼

小学校時代の友達の記憶が なんの前触れもなくよみがえってきた。 そういうことがときどきある。彼とはずいぶん仲良しだった。今思えば彼の家族は安いアパート暮らしで 共働きであった。 そんなことはなにも考えていない当時の私は 友達の家という共通の地平…

鮫/クラゲ

海がどっかで開いたらしい。 ラジオから海水浴にきている人をリポートしているのが 聞こえてきた。海はラジオで知るのもいいかもしれない。 観光客は恥ずかしげに 「家族と」 「さいこーです」 「もう毎週泳いでます」そんなことをいうのです。

冷めた空器

建築がおもしろいというバブル全盛の機運はすっかりなくなり なににしても空の容器のように見える。 思い切っていってしまうと白けちまっているのである。 メディアの大空転は助長される、これを私は肯定的にとらえようという コペルニクス的転換を試みよう…

サラリーマン

一意にサラリーマンとはいえ 無限にその定義は可能であるように思う。 サラリーマンと言った瞬間 それはどこか父を指してきたのではないだろうか。 衝突、葛藤、そして尊敬といったあらゆる色を 父という媒体に投影してみてきた。 そうしてサラリーマンとい…

演奏家

たまたま またしてもテレビだが ベレゾフスキーについてのものを見た。ピアノを弾く彼の様子は 厳しさに満ちていた。 芸術という奇妙な部屋の中に 音楽と建築は同じく放り込まれている音楽は圧倒的に高貴であり気品に満ち誇りを持っている 音楽が振る舞う威…

あいうえお

僕は貧しかった と自分のことを話したい人は言います。 過酷な労働環境だともよく聞きます。こんなときに どれくらい貧しいか、厳しいかがその後説明されるだろう。 武勇伝形式である。 納得なせるためには多少大げさに言ってみたりしているだろう。君君、ぼ…

g34gt

とてもじゃないけど もう見たくないジョークの一つも言えないくらい わけがわかんなくなっちまってる目ん玉の中にちっちゃい球が一杯入ってるって気分だこれくらい球がたまると いつもオイラはジョークで切り抜けてきた これからだってそうだって思ってただ…

テキーラ

TVで爆笑問題が出ている番組をちらっと見かけた。今まで太田はまるでおもしろくないと思っていたが 彼はお笑いではくくれない幅広さがあるように思った。 というか彼はお笑いではないかもしれない。 彼には主張がある。 それを伝える意志の強さがある。 それ…

Broken Windows作者: James Murray,Carla Murray出版社/メーカー: Gingko Pr Inc発売日: 2002/11/30メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るバーゲンで購入。 NYのグラフィティが一杯のっている本です。本書はいかにもヒップホップ的な様…

ヴァンダリズム

ヴァンダリズムとは「公共」の破壊行為を指す。 自己顕示のために 都市にステッカーを貼ってみたり、窓を割ってみたり もしくはグラフィティを作ったりすることが 公共の破壊となる。もし自分がペインターであったなら どこに何に書いたかは重要だろうと想像…

自由が丘

自由が丘にてSMと会う。 時間があまりとれない関係でランチを選択したが これがなにか僕らにとってはフィットしていたように思う。 いい天気でテラスにでたパラソルが またいい幅を作っていた。いつも彼とは白昼にカフェでシダシダと取り留めもなく語ってき…

黒澤明と吉村順三

今回のディテールジャパンは 建築家が映画についてあれこれ述べている。まだ読んでいないがざっと見た。 ベスト5のようなものがあったが 建築家に映画を語らせるのは現在無理なんじゃないかと 思ってしまった。いやいやどの映画でも批評がおもしろければ 良…

文章は短く。

そう思っていても 頭の中の整理の過程だと思うと 読んでもらうよりもばらばらのセンテンスが先に出てしまい 逃すかとばかりにここにメモしてしまう。 そして冗長になる。TOTO通信を読む。 現代住宅併走。藤森先生が現代建築を訪ね回ってなんか書く そういう…

デザイナーの署名

彼らはここで勝負しているのだから http://www.ndc.co.jp/hara/home/index.htmlhttp://www.ryujinakamura.com/index.html http://www.nendo.jp/works/detail.php?y=2008&t=122 青木淳さんと中村竜治さんの対談が住宅特集に掲載されているので パラパラと読む…

読み返す人

書いたブログを読み返しながら この表現はよくないなあと反省します。 あれ?これはなにを言おうとしているんだろうと 読み返していると自分でもわからない文章によく出会います。「批評」と文字で見るとずいぶん難しいように思います。 それじゃ、感想じゃ…

セタ 

なんかいい季節になってきました。 夜涼みながらビールを呑んでいるお父さん方を見ていると 幸せそうに思います。なんかうまいもの食いたいっすね〜。ー でもなにをしたら一番楽しい夜が過ごせるだろう。 なんかいいもの見に行きたいなぁ友達とクルーザーを…

大根役者

病院見学をまたする。 最近、お年寄りを見ると考えてしまう。 この人は若いときのままの中身なんじゃないだろうかと。 きっと俺は何かやったかと自問自答するような夜もあっただろう。 歳を重ねることを、敬いたい。 ビニールハウスがうちの近所には結構ある…

シーランチ・コンドミニアム

夏でしょうか。 湿度が高く暑い きっと温暖化のせいでしょう。。夏の服装になることで 少し人が思ってたよりも綺麗に見えます。 今日も小西真奈美風の童顔がおりましたが 中々エロそうで良かった。あまり重要ではないことだが ヒップが女性をどう見せるかの…

そうか!

実は私は 糸井重里のほぼ日刊イトイ新聞の愛読者である。 http://www.1101.com/home.html?PHPSESSID=bbff8033c4bf277f4f5d771a6be0d953 ほぼ一週間に3回くらいは読みます。 いろいろ貼られているリンクはあまり見た事がありません。なんておもしろいんだろうと…

8階に野球場

建築が美しいときに この形容詞はあまり聞かない ワイルドでタフな建築ぶんなぐってもしぶとく立ち上がってくるボクサーが このイメージにはある。 オフロードを走るジープとサーキットを走るフォーミュラ1. ここにはフェミニンかマッチョかの思想対立がある…

猛進は黄色

サイエンスの中でも 食物連鎖の考えには壮大な図式を感じていた。大抵一枚の絵の中に 茂みの中に蟻がいてクモがいてカマキリがいて そのうちカエルだかヘビが現れ 鳥や猫が登場し オオカミやトラまでいて 人間が狩りを行い、 家に帰ると その人間の子どもが…

盛山和夫

1970年代以降に多元化していく社会の頃の話である。 ジェンダー、人種問題、民族問題、経済格差といったことが 社会の背景にくっきり現れてきたのがこの時期辺りだろう。こういった、よほどまとまりがつかない状況下で 識者ではどうやって共同体を構築するか…