2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

島の夜は、私のような余所者にはなかなかつらい。ニイザトが歓楽街と言われるエリアだが実態はカラオケばかりである。それくらいしか楽しくねーのさとでも言わんばかりだ。平良港から引き上げた漁師たちが心を休める場所としてできたようだが貫禄のあるご婦…

島はすでに初夏の香りがする。本島にはいくらか見応えある建築があるが、こちらは海とさとうきび畑しかない。 那覇にてスタジオジブリ展を周回遅れで見た。制作現場の生命感が漲っている。密林のようだ。わしわしとツタが生い茂るような感じは、アーツアンド…

友人から教えてもらったコンペの前年度の入賞作を見ていると、マイナースペースを拡げ、これまでどこかに収容されていたものがそこに現れることで新しい場所性が生まれるという趣旨のものがいくらかあった。20世紀のマイノリティが既存の中央権力を破壊して…

昔、論理学の欠点は論理学自身を説明できないことにあると言った人がいた。ツリー構造というのはフォルダ作成で発生するパスを連想する。階層が増えれば増える程アドレスしにくくなる。組織構造そのものだまたツリー内で参照がループすることを嫌う性質があ…

周囲では、イタリア語やスペイン語やドイツ語、中国語、フランス語を話せると主張する人がたくさんいる。未だに英語もままならぬ私にはなんて、吸収力があるのだろうと思う訳で。

二川幸夫氏が撮影に来られた際に、建築なんざヤメトケ。食えねえぞ。と楽しそうに仰っていた。青臭い若者に話してくれた、若き磯崎新との話がまた面白かった。駆け出しの頃の磯崎にひょんなきっかけで仕事の依頼が舞い込む。だがクライアントは日本の怖い組…

島にいると文字を書きたくなるものなのだろうか、これは新しい発見かもしれん。iPhoneから駄文を連ねてみることにする。今日はナースステーションの運用説明を看護士らと受けながら、まじまじと細部を眺めた。コスト制約の高い現場はまるで工業製品見本市の…

都落ち、宮古入り サンゴでつくったアクセサリーを売る店がオープンしていた。初日で店員さんの気合いが伝わります。漕ぎ出した、行くしかねんだ、あたいらは。肩で風を切って行く迫力にいいね。 山中千尋に再びはまる。天才ピアニストと言う人生を選択でき…

明日からまた島だ。この季節の沖縄は天国と言うに相応しい。象設計集団はなぜあそこに仕事をいっぱい持っていたのだろう。機械空調を使わない建築、果たしてどこまでやってるのかしらんが本島も行くので楽しみだ。

たまたまファッションショーをやっていたので見物した。奇妙なほど美形の男女が自信に満ちたご様子で歩いていた。奇怪な衣服を見にまとい、この世のものとおもえぬ、なんとも軽やかな姿にはっとさせられた。それはもう鮮やかで

PFI事業は今や公共事業では当たり前となっているが、サッチャーによる政府サイズ縮小を目指す論調からくる手法であり小泉の事業仕分けの一環と言える。従来総工費とは事業費の桁が違うが良く言うライフサイクルコストでみた時にむしろ従来の仕様のほうが金食…