最近、アルマジロや亀、ハリネズミにカタツムリ、ヤドカリといった生き物に共感を覚える。 恵比寿で大学の同期と遭遇し、昨日飲んだ。新しい人脈は新しい感性をくれる。大学の知り合いの近況などを聞き、驚く。アジアを生きる可能性調査に少し光を感じた夜だ…

今日も講習会。役に立っているのかわ不明だが当たりの講習会もある。 二名、同僚が辞める。一人はコンサルへ、一人は上海へ。旅立ちには理由が何かある。一緒に頑張ってきた仲間なので大変寂しい。

電車、駅、コーヒー屋と至るところにいる読書する人々は、ただ時間が流れるのを待っているように見える。死ぬのを待っているような不気味さがある。永遠のオブザーバーの途方もない哀しみと言おうか。 仕事柄か、シンクタンクの連中と時折接する。彼らは知性…

炊飯器は賢い。私の信頼できるパートナーだ。湯気が部屋に充満すると私も米粒になったような気がする

最近、引越しをした。60の手習いならぬ、30の一人暮らしである。今、必要なのは静けさだと思い、決意したが隣人が五月蝿く、なかなか参っている。中東にいた時もほとんど野営で暮らすような生活だったので、東京の快適さに舞うような気分である。さて、今日…

に潜む

てきとーにとったホテルがラブホテル。この軽薄なパッケージを笑えない。チープとイミテーション、ファミレスやニュータウン、建売住宅のかべ

ここ最近、神戸方面へ出張が多く、昨日は戻ってきて東京で飲み会があった。 さまざまな人間と会うと生きるモデルの多様さに驚く一方で通底するものに辟易とする。 突然銀行を辞めマレーシアへ留学した女性や 日本で翻訳助手を行っている妊娠中のカナダ人と日…

書店に行くと安っぽい挑発が繁茂している。三流の活字を並べたて、ありがたくもない自己実現の群れの中で砂金を探すつもりで背表紙を眺める。 元行員いわく、突然銀行をやめた先輩がご自分で執筆された経済書をある日営業所に現れ、何冊か売りに来られたそう…

久しぶりに病にかかる。聞けばウイルス性で抗生物質と解熱剤を処方される。身体によいものを食わねばと思い、毎日はちみつを食べるようになった。せっせとびんから蜂蜜を取り出しながらクマのプーさんを思い出す。中学の頃、夏休みの読書感想文でひねくれた…

沖縄、静岡がひと段落し、次は福島に行く。震災復興の一貫の仕事らしいが

もはや更新されなくなって忘れ去られたブログを見るたびに 情報にも墓場があるとの思いを強める。 当のブログ主は既に新しい形式の情報発信へと移ってしまっているとしても そのブログの持つ表情は依然として、静止した主のままである。 私はその止まってし…

掛川市庁舎、日建設計は林昌二による仕事 RCとメンバーを絞ったスティールのコントラストをガラスで梱包したような構成で、建築的ハイライトのリズムがハンドリングされている。詳細はメカニックなディテールでスティールはペアコラムにすることで線材を細く…

島の夜は、私のような余所者にはなかなかつらい。ニイザトが歓楽街と言われるエリアだが実態はカラオケばかりである。それくらいしか楽しくねーのさとでも言わんばかりだ。平良港から引き上げた漁師たちが心を休める場所としてできたようだが貫禄のあるご婦…

島はすでに初夏の香りがする。本島にはいくらか見応えある建築があるが、こちらは海とさとうきび畑しかない。 那覇にてスタジオジブリ展を周回遅れで見た。制作現場の生命感が漲っている。密林のようだ。わしわしとツタが生い茂るような感じは、アーツアンド…

友人から教えてもらったコンペの前年度の入賞作を見ていると、マイナースペースを拡げ、これまでどこかに収容されていたものがそこに現れることで新しい場所性が生まれるという趣旨のものがいくらかあった。20世紀のマイノリティが既存の中央権力を破壊して…

昔、論理学の欠点は論理学自身を説明できないことにあると言った人がいた。ツリー構造というのはフォルダ作成で発生するパスを連想する。階層が増えれば増える程アドレスしにくくなる。組織構造そのものだまたツリー内で参照がループすることを嫌う性質があ…

周囲では、イタリア語やスペイン語やドイツ語、中国語、フランス語を話せると主張する人がたくさんいる。未だに英語もままならぬ私にはなんて、吸収力があるのだろうと思う訳で。

二川幸夫氏が撮影に来られた際に、建築なんざヤメトケ。食えねえぞ。と楽しそうに仰っていた。青臭い若者に話してくれた、若き磯崎新との話がまた面白かった。駆け出しの頃の磯崎にひょんなきっかけで仕事の依頼が舞い込む。だがクライアントは日本の怖い組…

島にいると文字を書きたくなるものなのだろうか、これは新しい発見かもしれん。iPhoneから駄文を連ねてみることにする。今日はナースステーションの運用説明を看護士らと受けながら、まじまじと細部を眺めた。コスト制約の高い現場はまるで工業製品見本市の…

都落ち、宮古入り サンゴでつくったアクセサリーを売る店がオープンしていた。初日で店員さんの気合いが伝わります。漕ぎ出した、行くしかねんだ、あたいらは。肩で風を切って行く迫力にいいね。 山中千尋に再びはまる。天才ピアニストと言う人生を選択でき…

明日からまた島だ。この季節の沖縄は天国と言うに相応しい。象設計集団はなぜあそこに仕事をいっぱい持っていたのだろう。機械空調を使わない建築、果たしてどこまでやってるのかしらんが本島も行くので楽しみだ。

たまたまファッションショーをやっていたので見物した。奇妙なほど美形の男女が自信に満ちたご様子で歩いていた。奇怪な衣服を見にまとい、この世のものとおもえぬ、なんとも軽やかな姿にはっとさせられた。それはもう鮮やかで

PFI事業は今や公共事業では当たり前となっているが、サッチャーによる政府サイズ縮小を目指す論調からくる手法であり小泉の事業仕分けの一環と言える。従来総工費とは事業費の桁が違うが良く言うライフサイクルコストでみた時にむしろ従来の仕様のほうが金食…

ほとんどの人間はお互いが聞きたい回答からはずれた回答しか持ち合わせていない。歯止めのきかないずれの生産は、ことばよりも安物の物語を信じるしかなくさせる。身体はそうでもしないと動かないから。いいね。ではなく、 ことばの精度を磨け。善良な本を読…

今日は汐留に二川幸夫の仕事を見にいき、東銀座シネパトスで樋口監督作品ともう一本。久しぶりにいい時間を過ごせた。元気百倍、アンパンマン

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)作者: ミルトン・フリードマン,村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/04/17メディア: 単行本購入: 19人 クリック: 311回この商品を含むブログ (103件) を見る新自由主義の理論的支柱であるフリードマンの著書…

さて、南国と首都の往復が続いている私だが、 新しいプロジェクトに入れられたものの はっきり言えば、まだ大してやることもなく、 見学期間だとしか思っていない。我ながら呑気なものだ。 島唄なぞ聞いて、東京から住み着いちゃいましたなどというナイチの…

短期ですが沖縄に出張となりました。3月頃、暇な人は来るとよろしい。 罪悪感すら残るような美しいビーチの写真を眺めながら、 ある知り合いが組織設計を辞めたということを知る。 勇気のいる決断だったと想像する一方で、やっぱりなとどこかしら思えるとこ…

ベトナムを縦断した。 レニー・クラヴィッツのBack to Vietnumという曲を聞いて なにを言っているのだろう、このアメリカ人はと思っていたところだった。 私の場合、ベトナムを見ることは、数奇なアジアを見ようとする態度というよりも ハリウッド映画史の一…

先日、帰国した。当分は日本とのことだが、短期出張は決まっているそうだ。 当分は休暇をもらっているので、これから数日、東南アジア旅行に出かける。 実のところ、あまり気乗りがしない。空港、飛行機がしんどい。 東京は寒すぎるので、アジア的な湿度に触…