恵比寿


恵比寿でTFと呑む。
実は彼と二人で呑むのは
もしかしたら始めてだったのではないだろうか。
それだけに今回はかなり楽しいものだった。


野心を次第に現実味を帯びさせる時期に
現在私たちはいるのかもしれないが
冷え込む不動産、建設業界を背景に
野心のほうは、ますますヒートアップしていく。
彼はもっと長いスパンで野心を考えているようだ。


彼から感じたことは、彼は自分らしいものとの
距離をどうとろうとしているか悩んでいるように見えたことだ。
少なからず、いやすべての人がそうであるはずなのに
彼にはそれを強く意識させるようなものがあった。
痛いほど、分かるように思え、心の中でがんばれって言いました。


朝日新聞6面記事より
「電気料値上げ 圧縮圧力各社が警戒 選挙前「国の介入」」
原油高騰により電気料が上がるそうである。
ただ経済産業省は来年4月から家庭用電気料金制度の導入を控えており
それまでは、まだ電気料を上げないでほしいそうだ。
国民の家庭にダイレクトに負担がでることもあり、総選挙前に
これを実行してしまうのは、印象が悪いというのも背景にはあるようだ。
どのみち、電気料は我々の家計を圧迫することは、もう避けられない。

経産省の介入によって値上げの見送りをすると
当然、電力会社が見送った分の負担を強いられる。
2、3ヶ月程度、値上げを見送ったところで電力会社なら平気でしょうと
思ったのだが実際はそうではないらしい。

過去の利益の蓄積である「内部留保」を二年連続で取り崩さなければならない。
内部留保を取り崩すということは、企業の財務格付けが低下し、信用が下がるということだ。
クレジットカードで収入、学歴で借りられる金額が違うのと同じだ。


1973年には70%が石油だったのに今は15%程度に発電電力は推移している。
原子力発電にネガティブなイメージがついたこともあり
一時は下降したが今後はますますアトムの力を借りなければならなくなりそうだ。
しかし一体道徳とは、なんだろうか。
一時的に見えなくする操作で流れを生んでいるにすぎない。


スウォッチグループ会長 ニコラス・G・ハイエク氏が言うように
実体経済に関わらずともデリバティブによって金儲けができるようになっている。
建築は実体性において都市の価値にダイレクトに効果を作り出せるという意味で可能性はある。
金融機関を実体経済から切り離したことが問題なのか。
建築においてもビジネスをするために建築をしている人は実に多い。






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男は太ったほうがかっこいいな。
髪型は刈り上げたほうがいい。