2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,鼓直出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 269回この商品を含むブログ (277件) を見る血が途絶える。名をな…

Abbaye du Thoronetの巨大な石を刳り貫いてできたような堂内は、 工業製品を組み立ててできた内部とはまるで違っている。 ヴォイドって表現がしっくりくる。 この確信は資料を読んでいてもなかなか、分からなかった。 工業製品とはまるで違うといってみたも…

こいつはMaison Louis Carreにおいてあったその模型だが、 えらく痛んでいる。しかし未だに熱気を帯びているかのようだ。 安っぽく、精度も狂い始めている上、汚れている。 良い模型はバカみたいにでかければ良い訳でも、精度が良ければよい訳でもなく、 ま…

ParisでPierre Chareauの仕事を訪れる。本人がどんな気分でこいつをつくったのかしらないが、 古いコメディを眺めている時の優しい笑いを誘っているかに思えた。 いつも、英雄のように振る舞おうとする建築の強さはそこには不思議とない。 人に見つからない…

今、私はイスタンブールのホテルにいる。 久々によく歩いた。いや文字通り、久しぶりに歩いた。 だが、もう滅多なことではいちいち、異国情緒を感じず、 この不感症を少し呪いたくなる。 異国で寿司屋や中華料理屋を探してしまう傾向は決して誉められたもの…