2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

円柱状のものが、斜めになっているのを発見した。 うまく言えないけど、私が見つけるまで斜めになって安定していたことに 不思議な気持ちになった。 はて、と思い、再び目を向けるとまた斜めになって安定しているではないカ。 とても律儀な奴で、その度ごと…

今日は、専ら学習に費やした。 桜が咲き、若い奥さん方が子供を引き連れて花見をしている。 レジャーシートを広げて、子供が遊んでいるところで 奥さん方は下ねたトークでゲラゲラ笑っていた。 ひととおり学習をすませて一息いれていると 隣の30代中盤の女性…

小学校のプロジェクトのお手伝いが終わる。 なんか、多くの人が出入りするような場所で 色んな人と話をすることができた。 また多くの考え方に接することができた。 人と話すと「モデル」をたくさん知る事ができる点がおもしろい。 色んな企業にまた色んな人…

今日は学習をすませ、品川へ赴く。 品川の街並は、デスクの上でできた建物のような冷たさを感じる。 俯瞰で決まる配置計画、動線計画があれど、 目に映る景観は、なんとも荒涼としたものである。 不思議なのは、マスタープランの主体が 何をどう考えて、列柱…

走る女性を見かけた。 彼女の走り方は、綺麗なものだった。 鞄をうまく、身体に巻き付けてトントコトンと走っていた。 なにかに急いでの事だと思うけど その走る理由はもう少しベツのものに思えた。 彼女が日々、笑うときでさえ、 忙しない気持ちなのではな…

太田博太郎は、自分が文章を書くのが下手で苦労したと言っている。 うまく書けるように、彼はうまい作家の文章を朗読したり、 自分の文章を女房に読ませたりしている。 私も文章を書くのが下手だから、もっと太田氏のように謙虚にうまい人を勉強しよう。 建…

横浜でお酒を嗜む。 女の子二人と話すが、死ぬ程つまらなくて早々に失敬し、 別の店で友達と話す。 主に労働観の話だったが、景気のせいだろうか、 なにかコアな話が多くて飛躍がない。飛躍がないことはいい事だろうか。 ダメだな、もっと精進して勉強せねば…

今、女の子と建築の話をするのが楽しい。 何か論拠を求める以前の建築が本来的にあるはずだという話を 彼女はしてくれた。 その熱い話にじっと聞き入っていた。 私は、彼女の言っていることを言い換えて 形を説明する言語を持っていないということだろうか …

新しい青年とまた知り合う。 なるほど、色々と世の中が分かっておもしろいが あるシュの退屈さも感じている。 アンゼンな場所があると信じている人は どこか危機感が喪失されていて行動力が狭い。 こういうヒトは、将来どうなるんだろうと思うも いやいや、…

今日はとても充実した一日であった。 シャワーを浴びながら、今日を繰り返そうと考える。 本棚で眠っていた、長らく見ていなかった画集が目につく。 エドワード・ムンクのものである。 この人はノルウェーの人らしく、それがなんとも意外である。 北欧の人だ…

母親がバンコクに行っていた。 よく考えると昔ではこうした一人旅など到底ありえないことだっただろうけど、 是非、行った方がいいと、薦めたら本当に行ってしまった。 一人旅と言っても現地には友人が居たりするのだが 母がそうやってどこかへ行ったという…

中目黒の居酒屋でTTと呑む。 仕事に打ち込んでいるご様子。 どんな仕事をしているかを聞ける機会でとてもおもしろい。 しかしながら、更に自分を鍛錬する時間を割り出さなければ、 サボテンみたいになってしまうぞ、 と、ソラマメを頬張りながら指摘した。 …

ミオさんとメールのやり取りをする。 彼女が、ひたすらネガティブな事を嫌っていたのを思い出す。 「でも」が嫌いな人で 何かをつかみ取ろうと一生懸命である。 今日は、また新しい人と話した。 ひたすら、女の話をするところが、妙に風通しの良い、 気持ち…

今日は、環状線について考えていたのだが 電車にしろ、自動車にしろ自転車にしろ 使っていないときに、それを格納する倉庫や場所が必要なのは 案外おもしろい事ではないだろうか。 前にも言ったが駅前の自転車の駐輪は なんともワカラズヤな市民を感じさせ、…

最近、新しい人々とつるんでいる。 ことの外、女性に対して自分がどう接して良いか戸惑っていることに気づく。 もう少し、うまくやれてたはずなんだが ちょっと笑いがうまく取れずに悩んでいる。 いや、うまくやれてた時期なんてなかったような気もする。 な…

銀閣へ寄ったことを記す。 なんとまあ、俗っぽい選択だろうと我ながら呆れたるが 驚いたことに着いてみると この観音殿が改装中であり、矩体だけになっていた。 屋根だけが、残っており、三連の花頭窓が剥ぎ取られ、地面に立てかけてあった。 子細に見れば、…

週末は、ことの他慌ただしく過ごした。 親戚の結婚式が住吉大社で催されるため、西へ赴いた。 妙に心浮き立つものがあった。 住吉大社と言えば、伊勢神宮、出雲大社にならぶとても古い神社形式を持っており そこで式を行ったのは、うれしいものがあった。 境…

二十億光年の孤独 (集英社文庫)作者: 谷川俊太郎,川村和夫,W・I・エリオット出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/02/20メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 176回この商品を含むブログ (60件) を見る詩人 谷川俊太郎 書棚の傍らにおいてあり、本の整理をし…

川崎である人物と麦酒を呑む。 この川崎という街には肌触りがなく それがことの外、気持ちいい。 空襲前の一時の賑やかさのような ヒソヒソとした歓楽街を思わせる。 肌触りという波が引いていった後の微かな残存として 都市らしきものが取り残されているよ…

これは長谷川利行という画家の絵である。 福田和也の書籍の冒頭に登場する。 調べてみるとこの人は相当おもしろい絵を描いている。 短時間で描き上げてしまうらしく、タッチにもそうしたダイナミックな感じが残る。 このタッチを福田は、 「犯罪の素早さが、…

近代化の波及 (シリーズ 都市・建築・歴史 8)作者: 鈴木博之,伊藤毅,石山修武,山岸常人出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る「職人と近代」 著者 初田亨 「建築を趣味とする人びと」 著者 …

近代化の波及 (シリーズ 都市・建築・歴史 8)作者: 鈴木博之,伊藤毅,石山修武,山岸常人出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 「ヨーロッパ周辺文化圏と近代」 ーフィンランドのナショナル・…

何かを見て、いいと思ったことを採集していくと きっと、素敵な標本ができてきて 他の人もそれを見て、いいと思えるようになれば、 それは言語化を待ち望んでいるのではないかと思う。 路地がいいとか、バラックがいいとか、溢れ出しがいいとか 時間を感じさ…