2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

シャルトル大聖堂 ゴシック (磯崎新の建築談義 06)作者: 磯崎新,篠山紀信出版社/メーカー: 六耀社発売日: 2002/03/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る建築行脚の談義採録本。 篠山紀信の写真がとてもいい。 ゴシック建築はルネサンスのネ…

三菱地所設計、日建設計、日本設計、久米設計、山下設計、梓設計、NTTファシリティーズ シーザーペリや坂倉事務所、安井設計事務所、佐藤総合設計、石本設計事務所、松田平田設計 アールアイエー、類設計室、桂設計、横河工務店、知ってそうであんまり知らな…

エスキス。ばっかりだ。 ブログは、ものを造っている背景がないと やっぱり面白みに欠ける。 考えることを競えるような環境が作れるといいのだが。 中々うまく行かない。 クリティックを期待して、二週間前程に、友人にテクストを送った。 なにかおもしろい…

石山先生のブログを読むと こりゃ相当読書の量が足りないぞ、と慌てる。 事務所でもそうだった、こりゃ歯が立たないやと。 読書量コンプレックス、そこからの飛躍跳躍棒高跳びのコンプレックス そういうのが結構あるんだなあ。 映画を一本見たら、そこから随…

とても愛らしい顔つきのモコモコは私たちの中にいる。 普段は転がったり、タンポポの花を嗅いでみたりしているのだけど 放っておくと私たちの中でいつのまにか大きくなって 私よりも私を支配するようになっていき、ついには私になってしまう。 モコモコふく…

近代五原則ってありますよね。 自由な立面、平面、リボン窓、ピロティ、もう一つが屋上緑化である。 よく分からないのは、自由な立面とリボン窓は同じですよね。四原則じゃないか。 自由な平面も実は同じ構造形式によるアイデアでこれもいっしょです。三原則…

アトリエの性格なのか、ただ頭が悪いのか 製図の勉強をしていると、うおー知らなかったあと思うことばかりで結構、ドギマギする。 もっとチャント勉強しておくんだったあとか思いますが 実施だととにかく、進むのが速くて、できたから分かったにしてしまって…

http://www.sauerbruchhutton.de/#top ちょっとおもしろい建築家を知った。 光嶋さんというこれまた石山研出身の建築家が働いていた場所だそうだ。 活動している人を見ると刺激をうける。 http://www.ykas.jp/jp_everydaynotes.htm http://www.f-o-a.net/ 久…

英語で簡単なブログが付けれるようになるといいなあ。 大体挫折するんだろうけど。 今日読んだものでおもしろかった文章をとりあえず書いてみようか。 “The first element which differentiates human from animal existence is a negative one: the relativ…

本格的な意味での構造力学の書籍を手に入れた。 現在、設計者はほとんど手放しで設計が可能な状況ではあり、 対話によって掴んでいくというのが専らで、これはとてもいいことだと思う。 何かの時に少しは助けになると思ってパラパラと読むとこれが結構おもし…

一日勉強。意味があるのかと自問自答しながら読む歴史。 歴史家は始終そうなんだろうか、すさまじい。 気を切らしてはならない。 老いた人はどこかで、バランスが取れてくるのだと思う。 バランスの取れている人は脅威です。 9月になる。一年前から成長でき…

インターネットが時々できなくなる。できるだけでも有難い。 日本建築の中世を勉強。 歴史の勉強はひたすら徒労感のみが残る。そこがいいと思っているが。 友人のKSには本当に頭が下がる。原理主義的な過激さがあるように思える。 不況が新建築にも感じられ…

先日、図書館の近くだと言うので青木淳の新作を見にいった。 青木さんは建築家の中でも作家のロマンスやナイーブさにまだ酔ってる感じがする。 3フロアあるスタジオは全部同じ平面と内装で明らかに食ってる。 見にいくと、いかにも青木淳といった建築。 リ…

今日はひたすら、製図であり、結構疲れる。 手書きなので、キレイに描けると快感である。 ペン先を回転させながら線を引くのが結構楽しい。 あんまり学生時代から図面が得意じゃなかったけど、たくさん描けば慣れてくる。 線を大切に描いていく、レイアウト…

新宿、東京モード学園のコクーンタワーは嫌でも目につく。 やはり、大成建設の代々木ゼミナール同様、教育産業の隆盛が感じられる。 大学院ももはや、そうした商業ビジネスの一貫でしかない。 六年生カリキュラムとは一杯くわされたのかもしれない。 私の友…

製図をする。ここ最近竣工したオフィスを勉強していると、スラブの見附を150程度に収束させる庇のデザインがとても多い。 ドグマである。建築家ならここに捻りをいれるべきではないかと思うと、大差ない。 これが50くらいになったりすると突然、ガキ臭い感じ…

私が今ハマっているのは、郵便である。 とかく、郵送するときは、一日がちょびっと嬉しい。 「いまどこ?」 「5分遅れる」 みたいなやり取りではあり得ない、膨らみがある。 でも思った程は伝わってないかもしれない。 そこが郵便のいいところである。5分…

鈴木恂先生のお仕事を拝見していると 形をつくることに対する喜びを感じる。 これは吉阪隆正から通じるものなのかもしれない。 ここは曲面で大きく取りたい、というような建築の説明の仕方に 凄みを感じてしまう。300角の柱と150厚の壁の差、150という寸法が…

キシワロウの新作が結構いい。

今日もまた死んだ。毎日死んでいる。 誰かに掴まれた心臓は圧迫され、厚い日差しが皮膚を焼き尽くす。 死んだ体を背負って帰宅途中に 例の写真家から一報、酒呑むから来い、行く。 今日は仕事だったそうでクライアントの建築家と一杯ご一緒する。 建築家のほ…

伊藤為吉という人物がいるらしいが この男、相当すごい。 万年塀を発明し、製造普及に関わった男で 電信柱なんかも作っている。 こういうローカル設備のデザインはまとまって研究書を読むとすげえおもしろい。 大学だけじゃないだろうが、門の設計ばかりして…

武蔵小杉には中原警察署というのがあって安井建築設計事務所がやっている。 いい仕事をしている人がいる。 小杉の再開発では石本設計事務所、日本設計などの仕事がある。 いい駅前になったらいいな。 今日は新宿に久々に赴く。 すると大成建設設計施工の代々…

木造建築を見直す (岩波新書)作者: 坂本功出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/05/19メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る坂本功 著建築家は日本では木造にだけは手を出すな。 と言うように、木造は下手に軸組をいじってしまう…

同期の連中の噂を聞けば、不動産へ行ったり、証券取引を始めたり 海外へ逃亡、大学へ戻ったり、博士から脱出不可能、大手設計部へ避難などである。 そういう教え子を見て建築家の先生は何を思っているのか。 設計事務所で戦っている人はマコトに奇妙な事に私…

自動販売機の前に立ち、私は財布から小銭を取り出し 投入口に一つずつ、百円玉が先の時もあれば、十円玉が先のこともあるわけだが、 チョリン、チョリンと銀色のプレートに刻まれた溝に放り込むだろう。 この時間は刹那的ではあるが、祈りの時間だと言える。…

今日は先生に手紙を送った。 暑中見舞いと、誕生日のお祝い、近況報告でである。 心を静かにしてしたためる文は、空気に張りを与えてくれる。 やはり手紙は大切だと感じる。 今日は製図の学習のため、日本橋にある栗生総合事務所の建築を見学にいく。 現場か…