2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

熊野古道を訪れる。馬越峠と呼ばれる道を抜ける。 まっすぐに天を刺す檜の林と、山の勾配を隠そうとするシダの茂みの中を かつての山越えに使われた石畳の道が貫く。 古より守られて来ただろう山の気配に、身体を預けてみると 神々しいものを信じてみたくな…

渋谷、台風の中、頼りない時代を 広尾、場違いなオムライスを。 蒲田、人生の岐路で立ち往生することについて。 恵比寿、リピートされる時間、力を増幅する時間。 中目黒、同じ歳の頃、だれもが通過するたわいもない会話。 会う人間たちは、皆成長せず、帰り…

体内時計はまだリセットされていない。まぶたの肉厚がいつもより厚く感じる。 朦朧とした中、アイスコーヒーで気をつなぐ。 PCの時計をセットし直すようにたちまち、らんらんとすればよいものを鈍い身体め。 ねむい。ねよう。いっぱいねよう。いつか見た熊み…

ちょっと時間が空いたので銀座で一本見るつもりが 四本立て続けに映画館に居座る。 銀座はシネパトス、成瀬巳喜男を二本とピンク映画祭ということでもう二本。 翌日、渋谷で一本、カサヴェテス。 風邪引いた。時差ぼけ、何もしないでゴロゴロしよう。

ドゥバイの幼児性には狂気じみたものがあるかと思ったが 想像の範囲内かそれ以下だった。 確かにおなじみの沖合に造成した大地に立ち並ぶ住居群ははじめて見るものだったし、 ブルジドゥバイ、先進国から輸入したメトロ、乗客の多国籍ぶりは怒り狂った資本の…

出国前の開放感! サイコー。うほーい

心臓を貫かれて作者: マイケルギルモア,Mikal Gilmore,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/10/10メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (39件) を見る 翻訳に際し、訳者が浴びるだろう文字のシャワーは テニスシューズで動き回っ…

私はブックマークをいちいちしていないため、 このブログへアクセスする時ですら、いちいちsawaneとグーグルで検索している。 こうした煩わしさも案外悪くはない。 というのも私はこの検索において今ライバルがいることを発見したのだ。 それは上記方法で検…