インターネットが時々できなくなる。できるだけでも有難い。
日本建築の中世を勉強。
歴史の勉強はひたすら徒労感のみが残る。そこがいいと思っているが。
友人のKSには本当に頭が下がる。原理主義的な過激さがあるように思える。


不況が新建築にも感じられる。新という言葉が時代錯誤だ。
発表される仕事は小振りでどれも覇気がないような。
清水建設浅草寺の改修工事は、力が入っているように見えた。
こういう工事は結構おもしろいかもしれない。でも赤字9億円。
スーパーゼネコンのきなみ収益源。民間の仕事がブレーキは解けてないのか。


吉良森子さんという建築家がいる。
http://www.morikokira.nl/
若い建築家。


F研の先輩が再来年に結婚し、同時に高知へ移るとか聞いた。
家具の設計をやっていくのだそうだ。私の精神的支柱の一人であっただけに、寂しくなる。



珈琲哲学序説
寺田寅彦のズイヒツ。

宗教は往々人を酩酊させ官能と理性を麻痺させる点で酒に似ている。
珈琲の効果は官能を鋭敏にし洞察と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ているという。
前者は信仰的主観的だが、後者は懐疑的客観的だからか。


恐怖や権力は透明と相容れるのだろうか。