http://www.sauerbruchhutton.de/#top
ちょっとおもしろい建築家を知った。
光嶋さんというこれまた石山研出身の建築家が働いていた場所だそうだ。
活動している人を見ると刺激をうける。
http://www.ykas.jp/jp_everydaynotes.htm


http://www.f-o-a.net/
久しぶりに眺めたが求人はないようだ。残念。
日本建築の歴史ばかり見ていたので、滅茶苦茶新鮮に見えて面白かった。
改めてデザインの質の新しさに驚いた。


この集団のデザインは、ある意味では非常に建築的ではないところが魅力と言える。
それゆえ、古典的な批評を寄せ付けない。
逆に言えば、批評できない事が、類似品が並ぶと消費的に見せてしまう。
スーパーマーケットの洗剤コーナーのような、どれでもよさの中で
f.o.a.がその亜流たちから区別される先覚者としての質は、
作家性という批評対象とは異なるように思える。
ロジックそのものによって特定の個人を抹殺するような建築のドライな現れ方がおもしろく、
歴史や批評から逃亡し続けているかのようであり、また作家性を逃亡させているように思える。
次の新作が楽しみである。


なによりもアニーの目がかわいい。



TRIO MUSIC, LIVE IN EUROP

TRIO MUSIC, LIVE IN EUROP

先生から教わった音楽を聴く秘訣がいくつかある。
そのうちの一つに、レコード会社ECMがある。
ここが出しているものを聞けば、その意味が分かる。
あまりにも音が違う。
涙が出てくるくらいである。これは単に演奏だけの問題ではない。
自分たちが、便宜的に携帯している音は非常に浅ましく、
オレはこれで間に合ってるなどと思えなくなるような、深淵を垣間見ることになる。


世の中には、現実よりリアルという感覚が技術によって作られた。
生命そのものにしぶきをあげて衝突したような感じがする。ちょっと大げさなくらいが丁度いい。


キース・ジャレットなど、いい!と思う音源は、ECMが多い。
ちなみにジャン=リュック・ゴダールもこの音源を使っている映画があります。


チック・コレアの本演奏もすんばらしい重層感と透明感である。

Trance

Trance

steve kuhnの演奏は始めて聞く。
これまた、ECM
枯れた心に奇跡の水が注がれるような気分である。
自分がこれまで経験してきたことが全て不透明であったのではないかという、
透明の発見は、人を揺さぶる。
おそろしい音源、癒しを超えて、別の次元へ連れて行ってくれるような気持ちになる。