エスキス。ばっかりだ。


ブログは、ものを造っている背景がないと
やっぱり面白みに欠ける。
考えることを競えるような環境が作れるといいのだが。
中々うまく行かない。


クリティックを期待して、二週間前程に、友人にテクストを送った。
なにかおもしろい事が返ってくるといいのだけど。疲弊していなければいいが。
疲弊していたら、おそらく書けないようなディープな課題を添付しておいた。


T中工務店の友人が何かしたいとか言っていた。
廻りを見て自分がどうするか決めていると後手になる。
廻りを見ずに何かをするほど、バカじゃない。というか勇気がない。
勇気というか何かしたいわけじゃない。の堂々巡り。


もっと色んな人と会わないと自分の世界が相対化されていかない。
多分、知らない人のほうが多いのだろうし、いつも知らない人からおもしろい人が登場するのだから
ブログは開かれたメディアのようで閉じた像を作りかねない。
と思いつつ、忍耐の季節を過ごす。


35歳くらいの一児の父である方が組織に転職していたので
家族のためですか、と聞くと
つまらなくなかったからだ。と答えていた。さすが大人である。隙がない。
でもその後相当毒を吐いていたところを見ると中々、まだバランスが悪いのかもしれない。


製図を教えてくれる建築家のうち一人がいかにも組織の建築家で、
無気力でエラソーで人を小馬鹿にしている。
シャレた眼鏡と時計、シャツを身につけているが何か嫌らしい。


オーク構造設計の新谷先生が私はすごくかっこいいと感じた。
見た目は静かそうなのに、話すとすんごい乗っかってくる。
こういう風にしたらおもしろい、あの建築家はこうやったとかそんなワクワクする話を
たくさん持っていた。