新しい青年とまた知り合う。
なるほど、色々と世の中が分かっておもしろいが
あるシュの退屈さも感じている。
アンゼンな場所があると信じている人は
どこか危機感が喪失されていて行動力が狭い。


こういうヒトは、将来どうなるんだろうと思うも
いやいや、そのまえにてめえの将来はどうなんだとやはりツッコム。
今、思うのは、
経済感覚が私には相当欠落しているということである。
一人ぐらしをしているヒトはその辺りが切実になっており
そうした背景からプランを計画している。
一人グラしを私もしないといけないなと思ってはいる。


ワタシはそういう点でボンボンなのだと確信するが
これは一重にお金持ちという意味ではなく、
お金の感覚が切実さを伴っていないということではないだろうか。


青年は、来週にも仙台で勤務することになったという。
その表情は少しばかり、東京への未練のようなものを感じる。
私の廻りにいる輩は、幸か不幸か、地方から上京してきた人が少ないため
この感覚は未だに想像の範疇になってしまうが
東京に拘る感覚は、また切実さの中での自己主張なのだろう。


強いていえば、私は東京ではなく、川崎に住んでいることが
またこうしたある種の白け方を作っているようにも思える。


私はSかMかでいえば、サディストだと思うが
マゾがストイックと密着してくるのに対して
サディストはどう定義されてくるのだろうか。
人を管理するのが楽しいし、人を追い込む事に快楽を感じる。


風の谷のナウシカ [DVD]

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ユパ様という人格がある。
風の谷のナウシカに出てくる老人である。


虫がいっぱい世の中に反乱し、虫と人が共存することが
強い意識を持って行われなければならないとすれば、
ああした人も出てくるのだろう。


花粉の時期になると、ナウシカを思い出し、
あの作品が私たちに、ある神話的なものを与えていることを感じるのです。


この映画を見たわけではないのだが、
この映画について、触れてみたくなったので記した。