2007-01-01から1年間の記事一覧

飯田橋

今日は講演会のつながりで 日仏学院にて 映画を三本見るだけの一日となったスクリーンで見るのは 映画への感性が違ったように思うのは なにもスクリーンのでかさだけではないだろう 見たものも結構ヘビーだったからか ぐったりときたその後、会食をした いろ…

北山

梅本洋一と北山恒の対談を聞きにいく ル・コルビュジエと映画という中で 北山氏の選んだミケランジェロ・アントニオーニが介入してくることで 話がまとまろうとしてこなくなっていた映画と建築が話されるとき シークエンスがしばしば話題に挙がり そこで建築…

WTC

首相がドタキャンした 恐るべき日本の実態だろう それまで浮遊していたそうした兆候が こうして一気に象徴化し定着してしまう政治は悩んだ末の決断ゆえに 一側面で印象を語るのは難しいが 映り方がこうも色づけられるのは メディアがそれを助長させるとはい…

群像

チケットを頂いたので 早速六本木の美術館へ赴いたきっかけがつかめず、先送りになっていたが ようやく安斎氏の展覧会で 訪れることができたこうした建築家の作品にふれることは貴重なのかもしれない もはや現代性を放棄したようなコーンモチーフが 暑苦しい…

訂正

安齊重男さんの展覧会 恵比寿といいましたが 六本木でしたhttp://www.nact.jp/

グランド・フィナーレ

やけくそだ阿部和重の映画に纏わるものは いくつか読んだが 小説は初めてだった 濃いピンク色の帯に 芥川賞受賞作と書かれ こいつは小説家だったのか と初めて知ったような気分になるロリコン男という設定が 全く持って馴染めないままやらされているような …

旅行潭

古谷氏の建築を見たことを記述しておこう この建築が優れていると感じるまでにそう時間はかからなかった 凝りに凝った、そして鋭い解答と挑戦があったと感じるある平衡感覚を失ったようなプロポーションを 建築内にすべりこませてあり、その”拡張”されたプロ…

横須賀美術館

ふらっと見に行った 最新の建築には最新の製品が使用されているから チェックしにいく山本氏の建築を訪れたことはそれほどなかったが 学校のイメージというのか模型から伝わる人の交流が上下にある感じは 山本氏らしいように感じた 特にエレベータと螺旋階段…

圧政

本日 満を持して、新宿ヨドバシまで 携帯電話の契約をしにいく銀行印が破損したため、その更新手続き分 携帯電話の契約が延びてしまったという形になったが ふたをあけてみると 銀行印は必要なく契約ができてしまったTU-KAという横から見れば[さ-る]と読め…

向日葵

連日の雨だろうか 土の湿り気が引くこともないまま ひまわりは、病気になって枯れてしまった残念だ 自分の世話の仕方が悪かったのだろう 雨期にさしかかった当たりで既にある程度のタフさが 必要だったと思う なにか暗い気持ちになっていることは隠せないそ…

選挙

おもしろいことは政治だ 政治にはそれほど僕は通じていないが 国民年金問題が露骨な結果を生んだことが やはりイメージへ投票している国民を実感した建築もさることながらイメージがこうも操縦性を持つのは政治だろうし社会だろうこれは密かに思っていること…

カメラを持った男

多摩美術大学図書館を見に行った 確か多摩美術大学へはじめて行ったのは 伊東豊雄氏のレクチャーがあるとかいうので 友人につれられていったときだ何かよく分からないがそのときサッカーをした記憶がある あの訳の分からない行動はいったいなんだったか グラ…

7月24にち

携帯電話を落とした もう2週間くらい前だ 連絡はすべて非携帯電話でしている 多くの知人たちの 番号を失ったもう連絡をとれなくなった人も多い またみんなと連絡をとれるように ニューズウィークに載らなくてはと思った

リオデジャネイロ

ラジオを聞く習慣が周期的に復活する FMでもAMでもいい それもあまり対象がはっきりしていないような 聞き方が好ましい世界天気予報というものがあるが リオデジャネイロやローマ、モスクワが明日どんな天気かを 事務的に報告してくる 皆明日の天気を知るこ…

パン屋襲撃

だいぶ前に、村上春樹のこの短編を読んだことがあり どういうきっかけだったか 思い出そうにも思い出せないし 多分思い出したとしてもあまり合点のいかないようなきっかけだったと思うが 最近ときおりこの短篇の描写を思い出すようになった短さが再読を決意…

伊人

その入りやすさと言おうか 見るからにおもしろそうなことが起こっている 彼の建築を図書館で初めて見たときは 宝物を発見したかのような気持ちだったそれがいつしか、うっとおしいものだと 見るや自分の視線は絡めとられ古くさいものと自分で納得してしまっ…

台風休日

台風が平日を休日にしてくれる そんな童心じみた頼もしい自然の暴力に ワクワクする気持ちは今も変わらないようだどこかでカタスロフィへの期待があるのだろうか。 東京大地震が囁かれ続けているにも関わらず その目撃者になりたがってでもいるのだろうか資…

天気予報

今まで それほど意識してこなかったように思うが 天気予報を聞くのは 少しばかりしっくりとする事前にそうした雲行きに備えて その日の行動を制限したり広げたりというのが 気持ちがいいし、あたらなかったからと言って なにかが損なわれるかは今のところ思…

バーゲン

今日、本屋で洋書バーゲンをするというので 楽しみで足を向けたところ、いいものが手に入った ル・コルビュジエの東方への旅のスケッチ集だ コルの絵はしばし下手という風に聞く これはアンチコルなのかどうなのか 私にはむちゃくちゃうまいように見える 線…

フランケンシュタイン

早いアクションは大切だ 有限実行でしょうか さっそく向日葵の種子を購入 300円くらいで10粒くらい入っている 私みたいにベランダで栽培しようと思う人向けの ミニ向日葵というものと 通常の向日葵にしたSサイズがオランダ産 レギュラーがイギリス産だ 天敵…

栽培園ベランダ

成長を見る快楽があったなかなり以前のことだが 放っておいて芽が伸びすぎたジャガイモを 好奇心からそのままプランターにぶん投げた恐ろしいほどイモは成長していく 瑞々しい緑の葉をつけ ぐんぐん天に昇っていく 小さな薄い桃色だろうか 花もいくつか咲か…

遅効

2005年の6月に出版されているから 結構古いものだが 中沢新一著の「アースダイバー」(講談社)を 遅々と読んでいる 売れてる本コーナーにあるくらいだ 大抵の人が読んでるのだろう地層とは下にいけばいくほど、古いものとなる 時間が深さによって蓄えられて…

CO2

二酸化炭素 随分メジャーになったなドイツ北東はハイリゲンダムにて 京都議定書に続いての 環境サミットが閉幕した ブッシュ大統領がちゃっかり参加しているが バツが悪いだろうな。日経を眺めているとおもしろい記事があったCO2排出量削減を推進すべく …

施工が

どっか見たようなタイトルだが 内容は些細な気づきである。施工精度は一体どれくらいまで許容できるものだろうか技術開発によって精度の高い素材が出現してきたとき それは精度の悪いものを駆逐はやはりできないだろうそれは私が建築設計が抽象性を標榜しよ…

5分で書く

又聞きで悪いのだが 村上春樹がいうには 文章は一日寝かせということだそうだ。 自分で思っていることが 散漫とした状態で何かをこうして 打ち続けると過剰になっていることがしばしばだそうだ。だが私はここで五分で書くという制約を 与えて今日はただ書い…

サイエンス

今週のニューズウィークを読んだだろうか。 世界の捕鯨活動に関するものや 08年米大統領選について フランス新大統領、ニコラ・サルコジに関することなどを 尻目に私をおもしろがらせた記事がある。人間に特権的であると考えられてきた自己認識や思考に関し…

遊星よりの物体X

気前のいいフレーズだ. ハワード・ホークスの傑作より拝借. この訳出の鋭敏さ.美容室に行き ブスっと何もしゃべらないで黙々と 自分の髪が裁断されていくのを観察していると 決まって 「なにか映画見ましたか」 「どこか旅行へ行きましたか」 といった質問がく…