5分で書く

又聞きで悪いのだが
村上春樹がいうには
文章は一日寝かせということだそうだ。
自分で思っていることが
散漫とした状態で何かをこうして
打ち続けると過剰になっていることがしばしばだそうだ。

だが私はここで五分で書くという制約を
与えて今日はただ書いてみることにする。

建築家五十嵐淳がどうも今日的に見て
品がいいように映るということ

どこかイームズのエコーを感じさせる
洗練された設計は今はやりの、なにもかも見えなくする、細くする白くするという
一方通行路からは少しばかり違うように思う
建材が選ばれ、組み立てるという現場と土地
竣工された完成度にすがすがすがしさをかんじる。

どうも施工業者が親類のようで小さいゼネコンのような
建て方をしている
そこらへんもあるのだろうか
2000年の矩形の森では
冬に薄着をしているように思わせるポリカと中にしこまれたペアガラスが
設計に妙を感じさせる

とりあえず、ベルが鳴ったので今日はおひらき。