群像

チケットを頂いたので
早速六本木の美術館へ赴いた

きっかけがつかめず、先送りになっていたが
ようやく安斎氏の展覧会で
訪れることができた

こうした建築家の作品にふれることは貴重なのかもしれない
もはや現代性を放棄したようなコーンモチーフが
暑苦しい細部でまとめられている
そこには全然興味がないというような態度にぎょっとする


安斎氏の展覧会に行けて良かった
作家の集合体がノスタルジックにすら感じる
あの熱気はなんだったのだろうというような
今の冷めっぷりを露呈するようなものだったと思う

イサムノグチのイメージ、プロダクトが流通ししだいに滑らかになっていく中で
本物が写っており、はっとさせられた
水流によって磨かれてしまうイメージが
原石の状態で見える写真展だったように思う