遅効

2005年の6月に出版されているから
結構古いものだが
中沢新一著の「アースダイバー」(講談社)を
遅々と読んでいる 売れてる本コーナーにあるくらいだ
大抵の人が読んでるのだろう

地層とは下にいけばいくほど、古いものとなる
時間が深さによって蓄えられてきた
そういう構造と

それと、スキューバ(やったことないけど)は
空気のある世界と水中が水面という境界で
突如切り替わる

その二つのイメージが現代地図と縄文地図を使って立地点を点滅させながら
都市を考察していく 時間に潜ると言うのだろうか

縄文時代を水中だとすれば息継ぎをしながら
現代の街を見るような感じがまたいい。

さてダイブするという言葉が持つ魅力はなんだろう
キューバ(やったことないけど)を想像すれば
異次元に身体ごと預けるそうした迫力だろう

車ごと、まるごと、体ごと ダイブおもしろいなぁ