2012-01-01から1年間の記事一覧

次は北欧を目指そう。 スウェーデンとフィンランド。 本物の建築を見にいこう。

宇宙兄弟という漫画を読んでいる。 まだ10巻まで。 帰国すると、馴染みの友人と話す時間があり、 それぞれが自分の現在を確認するかのように しょうもない情報を交換する。その中の一つに宇宙兄弟もあった。 宇宙へ行きたいって壮大さに比べれば、 世の中…

おひとりさまの老後作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 法研発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 480回この商品を含むブログ (176件) を見るコーポラティブハウスやれコレクティブハウスやれ。 NPOを立ち上げコミュニティを形成し住まっ…

熊野古道を訪れる。馬越峠と呼ばれる道を抜ける。 まっすぐに天を刺す檜の林と、山の勾配を隠そうとするシダの茂みの中を かつての山越えに使われた石畳の道が貫く。 古より守られて来ただろう山の気配に、身体を預けてみると 神々しいものを信じてみたくな…

渋谷、台風の中、頼りない時代を 広尾、場違いなオムライスを。 蒲田、人生の岐路で立ち往生することについて。 恵比寿、リピートされる時間、力を増幅する時間。 中目黒、同じ歳の頃、だれもが通過するたわいもない会話。 会う人間たちは、皆成長せず、帰り…

体内時計はまだリセットされていない。まぶたの肉厚がいつもより厚く感じる。 朦朧とした中、アイスコーヒーで気をつなぐ。 PCの時計をセットし直すようにたちまち、らんらんとすればよいものを鈍い身体め。 ねむい。ねよう。いっぱいねよう。いつか見た熊み…

ちょっと時間が空いたので銀座で一本見るつもりが 四本立て続けに映画館に居座る。 銀座はシネパトス、成瀬巳喜男を二本とピンク映画祭ということでもう二本。 翌日、渋谷で一本、カサヴェテス。 風邪引いた。時差ぼけ、何もしないでゴロゴロしよう。

ドゥバイの幼児性には狂気じみたものがあるかと思ったが 想像の範囲内かそれ以下だった。 確かにおなじみの沖合に造成した大地に立ち並ぶ住居群ははじめて見るものだったし、 ブルジドゥバイ、先進国から輸入したメトロ、乗客の多国籍ぶりは怒り狂った資本の…

出国前の開放感! サイコー。うほーい

心臓を貫かれて作者: マイケルギルモア,Mikal Gilmore,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/10/10メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (39件) を見る 翻訳に際し、訳者が浴びるだろう文字のシャワーは テニスシューズで動き回っ…

私はブックマークをいちいちしていないため、 このブログへアクセスする時ですら、いちいちsawaneとグーグルで検索している。 こうした煩わしさも案外悪くはない。 というのも私はこの検索において今ライバルがいることを発見したのだ。 それは上記方法で検…

6/17-7/1,一時帰国となる。 都合がつきそうな方はメールください。 工期延長につき、延長滞在となった。 なにを身につけられるだろうか。 責任と判断作者: ハンナアレント,ジェロームコーン,Hannah Arendt,Jerome Kohn,中山元出版社/メーカー: 筑摩書房発売…

大戦前の気分を記したツヴァイクの本を読む。 新聞やなにかで目にする外交政策を記した記事が まるで自分とは遠いところで起こっていると感じていたと書いている。 サラエボ事件の記事を読んだ後に 何事もなかったかのように読む前にしていたことと同じこと…

今、サイトを見るために南に来ている。 高級ホテルは金ぴかのデコラに目眩のするような柄のカーペットにカーテン、 かなり悪趣味な部類に入るだろう照明器具と三流のアートワーク。 噴水の上にはでかいシャンデリアがぶら下がっていて、バラのオブジェが鏤め…

またしてもMacがおかしくなった。心不全の後に脳梗塞をわずらったかと思えば、 今度は花粉症だという。当分はお蔵入りだろうか、 今日は新しいホテルの見学に行く。いい物件が出たのだそうだ。 どこぞの大使が使っていた大型レジデンスと新築アパルトメント…

CNNでRebekah Brooksなる女性がなにやら証言している。 News International紙のCEOを辞任したようだ。 ロンドンでジャーナリストとして活躍している方のようだが 恥ずかしいことに、私はだれなのかよく知らなかったが タブロイドの女王と呼ばれているそうだ…

今は、ウイスキーをボトル1/5くらい呑んでいる程度のほろ酔いだ。 なにか、書こうと思うがなにを書こうか。 今しがた、警備のマネジメントに新しく入った男に 酔ったいきおいで、兵士や警官がやるような敬礼を挨拶がわりにしたところ 男、やりかえしてく…

凡庸さについてお話させていただきます作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1986/10メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る「そんなのちっともおもしろくない」 と言っているおじさんが、凡庸さについてお話…

中等教育で使う歴史の教科書を開けば太字で大事な言葉が強調され、 蛍光ペンか何かでそれをなぞれば、勉強していることにできた。 次々と放り出される固有名詞、今思えば、 肉の卸売りのように、次々と人名や憲法、戦争といった名前が 市場で競り落とされて…

野火(のび) (新潮文庫)作者: 大岡昇平出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1954/05/04メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 520回この商品を含むブログ (95件) を見る 東南アジアのむせるような草いきれのなか、 瀕死の状態で飢える田村が目に入るものを食糧として…

休暇を利用してポーランドへ ポルカはユーロが使えないことに驚いた。 社会主義的な簡素な街並みにところどころ、 極彩色のネオンがぎらついている。 Krakowからアウシュビッツを訪れる。 薄暗い空の下、周辺国からの修学旅行生やシニア団体が 運営側の手際…

今ベイルートにいる。どうやら何かしらあたったようで、 体中に発疹のようなものが出ている。 体にこんな異変が起きてずいぶん驚いている。 あのキノコがいけなったか、それともオリーブオイルか。 今夜は少しばかりつらい夜になりそうだ。不在の騎士 (河出…

アラビア諸国のお偉いお坊さん、お偉いさんが大集合する、 そんな会議が今、近所で開かれているそうで 当たり前のように超厳戒体制になっている。 全てのミーティングはキャンセル、外出禁止の上、 通信制限が各地で引かれ、ものすごいインターネットが重い…

おっと。もう四月だ。 おっとおっと、と言ってる間に あれよあれよと言っている間に 目黒川沿いの桜はもう咲いただろうか。 ビルとビルの間を抜けるとはっとするように、桃色 感動なんてそんなもんさ。

わらの犬 [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2004/08/27メディア: DVD クリック: 106回この商品を含むブログ (36件) を見るアメリカ人にとって、イギリスはどういうものとしてあるだろうか。 故郷とはまさか思ってもいるまい。ペキンパーが描いたような…

実は長い間、私用のPCをメンテナンスに出していた。 ようやく、治って帰って来た。修理にきちんとお金をかけられる人に私はなりたいのだ。 あと2年くらいはこのマシンで乗り切りたい。 コンピュータに限らず、機械はモデルチェンジを繰り返し、 性能を進化…

ここで重要なのは、それ故、語の定義そのものよりも「とは何か?」という暗黙の問いがはば広く共有されるようになったという事実だ。 そしてこの潜在的な訪問はそれを話題にすることが良いことだとする今ひとつの暗黙の了解となって希薄に拡散してゆく。 思…

片目のジャック [DVD] FRT-162出版社/メーカー: ファーストトレーディング発売日: 2006/12/14メディア: DVD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (9件) を見る西部劇いいですね。マーロン・ブランドかっこよすぎる。 ロマンのような包装紙でくるんで…

岸辺のない海 (河出文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/08/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (9件) を見る「書く」ことの手触りや手つきが文字やその周囲から 微々としてではあるけど、私のよう…

新しく辞書を買った。 こんなに心躍る買い物は久しぶりだ。 考えてみれば、随分長いこと、英語の辞書は買っていなかった。 電子辞書にアルクと不便はなかったのだけど、 ハードを買った。かなり時代遅れかもしれないが、 肉体化した知識はデジタルだと記憶す…