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休暇を利用してポーランドへ
ポルカはユーロが使えないことに驚いた。
社会主義的な簡素な街並みにところどころ、
極彩色のネオンがぎらついている。
Krakowからアウシュビッツを訪れる。
薄暗い空の下、周辺国からの修学旅行生やシニア団体が
運営側の手際よい管理に従って案内されている。
Death Factoryと表現された場所でこうして、行儀良く案内を受けていると、なんらかの管理体制に従順なまま、ガス室に送られた人々と自分が重なる。私は生き残れたクチだろうかなどといらぬ心配をする。
夜は、フランス人の女性建築家とバーでPink Floydのコピーバンドを聞き、Educationによって矯正されていくことへの反発を熱唱していた。
アウシュビッツに行ったと伝えると、その旦那が怖いから行きたくないとフランス語で言っていたのが印象に残った。
ワルシャワでは、エドワード・ホッパーさながらのしけた食堂で
まずいローストビーフを食いながら
テレビに映るジャッキーチェンを見ていた。
ビールを片手にポルカがその奮闘ぶりを見て喜んでいる。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
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ペキンパー、暑苦しい。
ハーモニカをふく少年、銃撃戦、裸の女、血みどろ
出てくる男がいちいち、濃い。
時々、思いついたような短いカットが入り込む
べったべったと、加算的に作られて行っているようなのに
どうして、こんなに癒やされるのだろう。