Broken Windows

Broken Windows

バーゲンで購入。
NYのグラフィティが一杯のっている本です。

本書はいかにもヒップホップ的な様式を持ったグラフィティで満載である。
ノートの隅に描いてしまうようなものが
そのモチーフを維持したままスケールアップしているところがいいのかもしれない。
雲みたいな文字や液体をアメコミ風に粘性がありそうに描いている。
文字にはやたらと矢印が一杯出てきていることは知っていたが
モチーフの雲は少しおもしろい。バブルというのでしょうか。

渋谷でもグラフィティはたくさん見かける。
マンハッタンレコードの傍がそのメッカとなっている。
すぐ本場はどうだとかいうつもりはない。
なにかを思ってそれを選択したと思うと

教養があるような絵はまるでおもしろくない。
シュールレアリズムのパロディや漫画が結構ある。
レファレンスを感じさせるような絵が多いのが特徴かもしれない。



John Carpenter The Prince of Darkness より


何にでも言える事だと思うが、自分がいいと思うものを壊して行くべきだろうと思う。
いいと思うもので進むことは幼い。