PFI事業は今や公共事業では当たり前となっているが、サッチャーによる政府サイズ縮小を目指す論調からくる手法であり小泉の事業仕分けの一環と言える。従来総工費とは事業費の桁が違うが良く言うライフサイクルコストでみた時にむしろ従来の仕様のほうが金食い虫だったというべきだろうか。大勢の人々が様々な領域から既得権益を死守しようと叫ぶ中、政策はいつも正しくあろうとしなければならないとすれば、彼らはいかにしてそうした判断基準を保つのだろう。国が政府サイズを下げている中で太った民間企業もスリム化するのだろうか。二割が働きアリで八割がお荷物理論なら、できるアリはお荷物分稼がないと回らない。が八割がいなくなれば二割から八割がうまれる。八割あっての二割ということか、