手術室の視察をする。ブルーのビニールでできた合羽のようなものに
シャンプーハットのようなものを身につけ、内部を細かく見て行く。
さすがに日本から招聘した外科医は手慣れている。
ドアを開けると、既にご臨終の若い女性が横たわっている。
よくあることなのだろうか。一行はなかったことのように次の室へ。
通常、日本のようなところではプライバシーが厳しく手術室には一般人は入れないが
ここはそうではないそうだといい、乾いた笑い。