ウイスキーを呑みながら、考えてみよう。


成熟拒否症候群という言葉があるらしい。とあるウェブサイトで見つけたのだ。
よく調べもせず、知りもせずに考えてみると、確かにあるとウイスキーを見ながら思う。
キュウリみたいな奴ばかりで目が座っているような奴がいない。
なぜ、確かにあるかもっと書くべきがだ、私は割愛しようぢゃないか。


イノセント、そんな言葉が成熟拒否とセットで頭に浮かぶ。
現代のイノセントは、既に腐っていると私は思う。
なぜなら、絵も描けぬ、文章も書けぬ、そんな身体を携えたもののどこがイノセントだろうかと
私はウイスキーに語りかけた。


ウイスキーも頷いているように見える。
するとウイスキーはたちまち、美しい女性に変身し私を見つめるのであります。


絵を描け、私と。思うのであります。