最近、文章が贅肉だらけである。
中身がないなあ。
ダイエットしていこう。
ブログはパジャマになってはいかん。
だからといって、イシアタマも困る。
しかしイシアタマがパジャマを着れば丁度いいのかもしれない。
いや、チガウな



図書館で一通り学習していると、何やら(贅肉)大声が耳栓ごし(贅肉)に聞こえる。
騒がしく思い、声の聞こえるほうに赴くと(贅肉)
人が意識不明で倒れ、救急隊が心臓マッサージをしている。
ケータイで何やら細かい状況を伝えている。
周囲には、人だかりができている。
何か助けになろうと、エレベータを開けたままにしている人がいたり
邪魔にならないように道を開けたりしている。


どういう成り行きだったのかもよくわからないが
蔵書検索をするコンピュータの傍に人は横たわっている。
人だかりというのは、心配や興味から作られているというよりも
そうしなければ、ならないといったような、
ただ集まって心臓マッサージをしている救命員を眺めている。
不気味である。
救急車が到着し、ストレッチャーで運ばれていくと
人だかりは、また各自の机に戻った。


帰りにその人物が倒れていた場所には、水で濡れた跡だけが取り残されており、
瀕死の電流がまだ微かにそこに微弱ではあるが流れているように思った。
臨死状態というのは、どういう精神状態なのだろう。
ひんやりとして、悲しみや寂しさすらないような感じなのかもしれないと、
よくわからぬ、ことを思った。


無事だといいが。
知らぬ人の無事を祈る。

ハワイ

ハワイ

S' Moriyama Daido

S' Moriyama Daido

種を蒔く/Semear

種を蒔く/Semear

ユージン・スミス写真集―1934-1975

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写真集 水俣

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Robert Frank: The Americans

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Robert Frank the Lines of My Hand

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Diane Arbus: An Aperture Monograph

Diane Arbus: An Aperture Monograph

写真家たちの仕事を見る。

狂気の遺産

狂気の遺産

リチャード・ミズラックの写真集に
ソンタグが序文を寄せている。


歴史のような古く連続する時間を持った建築物に対して
まるで異なる時間、ここではプルトニウム被爆した土地だったが
を突如として経験したものは、それだけでなんらかの、強い時間を持ったものとなる。
この写真集にある写真は、美しいほど残酷である。
死んだ事も消去されてしまったかに見える、被爆した牛たちの亡骸に
私の持っていた時間の感覚をはるかに逸脱するものを見てしまった。
圧倒的な暴力を前に、呆然としてしまう自分を実感する。


他者の苦痛へのまなざし

他者の苦痛へのまなざし

スーザン・ソンタグ 著


「文学」の精神分析

「文学」の精神分析

齋藤環 著