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- 作者: ユリウスポーゼナー,Julius Posener,田村都志夫
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1992/10
- メディア: 単行本
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ユリウス・ポーゼナー 著
田村都志夫 訳
多木浩二 監修
多木が言うように、ポーゼナーが
同時代の立場で語れる所に本書の個性はあるようだ。
非常に導入にはいい本だと思う。
ロースやジードルンク、鉄やコンクリートの話もすばらしいが
特にベルラーへのアムステルダム株式取引所については非常に興味深い。
ここで一気に文節が一体化していく様子はスリリングである。
それにしても、この取引所のプランを見よ。
すばらしい平面図である。
マッスでなければならない人々にとって、
コンクリートよりも鉄骨が、その素材の形を考えるのに
大きな影響をもたらした事はなるほど、きっとそうに違いない。
どうも苦手なところとして、工作連盟、ムテジウス、バウハウスがある。
この当たりが、なぜかあんまりおもしろくない。
ただの勉強不足だろうか。