非常に緩慢ながら、
一日一日と積み上げていくしかあるまい。
早さを求めてはいけないと戒めよう。


知るべき秩序、社会のルール、読むべき書物、
新しい思想、造形、言論、実践、経験と
実に様々な要素が重奏しているために
何か一つというわけにはいかない。
しかし、少しずつしか前進できないもどかしさがある。


実践には強烈に責任がつきまとい、
その動かしがたき経験という事実は一生ついて回る。
実践は得るというような外在するものではなく
実践は既に自分自身であると思える。


追い込まなければ、自分は何かに絡めとられていく。
着実に進んでいかなければならない。