明るい部屋―写真についての覚書

明るい部屋―写真についての覚書

ロラン・バルト 著


写真を題材としたテクスト。
なにか心を引き裂かれるような写真があるとして
それを見てから僕は
その後、その写真の何を見ているのだろうか。
子細にその後、そこに写っている木々や建物のつくり、
大地の肌理、そういったものを詳しく見ている。
それは始めに写真を見るというのと
どんな違いがあるというのだろうか。