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- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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彼のこともろくに知らず、はじめて見る事になる
舞台はセルビア、バルカン半島
戦争による民衆を題材としながらも
乱痴気騒ぎでこの地域の独特の乗りが良かった
文字通り、地下に幽閉される人々の
冗談のような設定だ
女性が美しく撮られている。
特に良かったのは
冒頭の引込み方だろうか。
動物園が爆撃され、逃げ惑う民衆の中に
象やライオンがコラージュされている
このユーモアにはしびれ、ぐいぐい引込まれた
がちゃがちゃなり続ける音楽と
この世界でのかっこよさ
見ていて憧れてしまう空気感
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このタイトルは知っていたし
DVDラックでしばしば見かけていたが
どんな映画か知らず、ついに私の興味をひかないままであった
クストリッツァ監督を契機として見ることにする
いかにもふざけた調子の映画だが
各シーンがそれぞれ強く自立していたように思う
水浴びのシーン、ひまわり畑のシーン、花嫁の逃亡
映画的才能があるとすれば、こうしたシーンを撮れるか撮れないかかもしれない。
終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ (集英社新書)
- 作者: 木村元彦
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著者は
どうやらサッカー関連のルポを主だって書いてきたようである
セルビアモンテネグロといえば、
マスロバルやドラガン・ストイコビッチをはじめオシム監督などずいぶん親日のサッカー関係者も多い
サッカーにおいて政治、紛争を背景にして戦っていることを
知らされたのは多分クロアチア代表のボバンについてだったように思う
サッカー選手がただサッカーでの勝利、プレーのみのことを考えている以上に
国民にとって大きな支えとなっていると感じ
若い頃、胸につまる思いを抱いた
この旧ユーゴスラビアでのエスニッククリアランス、憎しみの連鎖という現状が
著者の現場での肌に感じる危機を通して書かれたものである
ただ、ここではスーザンソンタグをはじめとしたNATO空爆以後
この問題を一件落着させてしまったような一部のインテリ層に対しての抗いを主張するものであり
ずいしょに、ここに来て分かることという赴きが出ていた
残念ながら、本書はある程度の知識を持った状態で
聞き流せるようなタイプの本であり、詳しくその実情を知らない私としては
排他されているような気分がした。
現場でのルポが持つ図々しさがやや厚かましく感じてしまい
伝えたい事が伝わらないもどかしさと、苛立たしさを感じた
経験していないことを経験していない人には分からないというフレーズは
ある戒めを持って接することになった。
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ロバートアルトマン監督
ティムロビンス主演といういかにも満足感のありそうな映画で
丁度そんな感じのが見たいと思っていた
映画マニアの映画界の話で
冒頭 だいたい記憶に残ってるのは冒頭なのだが
すばらしいながまわし
どんだけ空間つくってんだという
巧妙なシークエンス
こういうのは一度やってみたいとそりゃ映画監督なら思うんだろうなぁ
ティムロビンスがとても決まっている