カラオケ人間の襲撃。この耳障りな文化の一つをいかに対処するべきだろうか。
遠くでファジーな音質に合わせて、まぬけな歌声を披露し、拳を握りしめている人々がいると
思うだけで、深い吐息がでるというもの。なんでも最近はインターネットで新しい曲をダウンロードして
カラオケができるのだという。二度目のため息。
歌いたければ、一人で歌えばよいではないか、わざわざ集まるな。


うまーい、などといって、えへへ、となる輩もやはりいる。
目をつぶって、余韻にひたるパターン。
奇妙なのは、順番待ちのようなものがある。
モラルハザードを起こすような人物もいて、マイクの独占が起きると
翌日、あいつはダメだ。などと聞かされる。こちらにしてみれば、どちらも阿呆にしか見えないが。