よく旅先でアメリカ人と出くわすと、どこから着たのかという話になる。
I'm from Tokyo.と言えば、ワオ、クールだ、となるのに
I'm from Motosumiyoshi.だと怪訝な顔をされる。
また、先方にサウスカロライナから来たなどと言われると、話はそこで終わってしまう。


イギリス人に聞くと、なにやらどこかの街を言っているのだが、まるで聞いた事がない。
仕方がないのでそれはロンドンの近くかと訪ねれば、
電車で2時間くらいだ。と言われ、ワオ、クールだとと答えるともう訳が分からない。


一つの教養として、街を知っていることは大切である。
日本の全ての都道府県を知っているということと同様に
アメリカにある実にたくさんの州都も教養として訪れてみたいと思うようになった。
特にアメリカの街は書籍や映画などで随分地名は知っているものの
今ひとつ、位置関係や規模がつかめていないことがある。


ニューヨーク、800万 ニューヨーク州
ロスサンゼルス、370万 カリフォルニア州
シカゴ、270万 イリノイ州
ヒューストン、210万 テキサス州
フィラデルフィア、150万 ペンシルベニア州
フェニックス、140万 アリゾナ州
サンアントニオ、130万 テキサス州
サンディエゴ、130万 カリフォルニア州
ダラス、120万 テキサス州
サンフランシスコ 80万、カリフォルニア州
デトロイト 71万、ミシガン州
ボストン 60万、マサチューセッツ州
シアトル 60万、ワシントン州
ワシントンD.C. 60万、コロンビア特別区


さて、アメリカのセキュリティカンパニーと契約中の時の事だが。
彼らには、我々日本人の名前が大層難しいようである。
そこであだ名、コードネームと言っていたがを付けていた。
おもしろいものでそれが全て州都名であり、私はなぜか、イリノイと呼ばれていた。
「おい、イリノイ、お前はワシントンと一緒に動け」
アリゾナはそこで待機、よしアイダホ、いいぞ、その調子だ」という訳だ。
これが埼玉、大分、栃木、北海道では、確かに間が抜けてしまう。