昔、とある自動車工場が大量生産した自動車を
その生産の働き手、すなわち労働者が買うという仕組むを考案したそうな。
このことをどこかで読んだ時、閉鎖的なシステムに妙な感じがした。


最近、アップルのノートが故障した。この馬鹿パソコンはおそらく、
故障時期が設計されている。よくみると随分華奢なつくりではないか。
あーそれは、修理ですね、といいながら数万円をすっと吹っかけてくる。
ふざけた手口だ、なにがスティーブジョブスだと腸煮えくり返る。
猫も杓子もリンゴ病だ、とバナナを噛み千切りながら悪態をつく。


この故障する時期も先の労働者はご丁寧にものへ組み込み、
アップル工場からもらったいくらかのお金で、何年後には必ず故障するPCを
買っていくのだと思うと、こいつは馬鹿なんじゃないのかと思える。


お金たちにも道がきっとあって、最初は獣道だったところが
流通する頻度が上がってくると大通りへと進化していくのだろうと思う。
獣道に付加されて、大通りになるものをたとえば、「権威」や「信頼」だとすると
閉鎖的であれ、開放的であれ、流通量で自閉的に信頼を手に入れた容器が
まるでお外でも権威や信頼をもっているかのように振舞う。


タバコもなんというか、ひとごとのようになってしまった。
麻雀を打ちながら吸っている人がいても、喫煙衝動は生まれない。
でもタバコはなんていい匂いだろうと改めて気づいた。
前にも触れたが、禁煙すると異様に食欲が増幅され、むしゃむしゃ食ってばっかりである。
この際だから次の帰国までに10キロ増やそうと考えているが
なかなか太らない。のでトレーニングで筋肉量を増やすことに変える。とりあえず一週間でどれくらい重くなるかやってみよう。