たとえとして、やけに長い独奏を連想した。
聴いていると途中で長いなって思い始める。
金井のこの長さはなんだ
あまりに長くて、どういうところのどういう演奏なのか、定位するべきもんがわからんなる。演奏時間のうねりにそのうち、身をゆだね始める。
金井の文章は大きなうねりのように,間断なく
くるくるとちびっこい表面の波がまわっている。


当分はこの人を読んでみよう。