今、米軍の撤退が静かに進んでいる。
そのためもあって、チェックポイント付近では厳戒態勢がとられており、
不測の事態に対して柔軟でありたい。
こういった時に政府の管理体制、その組織図がガラリと変わることもあるようで
その新体制につきものの一時的な機能不全が末端にも波及する。
Paralized social systemは前向きな方向転換につきものだと思うが
不測不測といわれていると、中々スケジュールがたたぬ。困ったものだ。


「Administration」という言葉がある。
リストが支配するこの世界では、内容物にアクセスせずに掌握するためのインデックス、サブジェクトが
書類、チャプターに与えられそれらは時系列に並べられ、かつ管理番号を与えられる。
図面一式がまさしくその構造をもっている。
夥しい数のイシューに対し、人の記憶の限界を前提としたシステムだと思う。
その中にあって、記憶で理屈を組み立てるという方法は、エビデンスなき作法に見えるが
現時点では案外、まかり通っている。


記憶は二次元で再生されるような気がするのは、
写真が記憶のメタファーと、私の頭に刷り込まれているからだと思う。