近頃、何かとヘルメットについて考えている。
建築の現場であれば、半ば必然的にこの防具を「そうび」し、
防御力が+5ぐらい、ステータスアップしてから現場調査をスタートする。


そうかと思うと、セキュリティの兵士がかぶっているヘルメットがある。
装備してみたところ、どうもこちらは、防御力が+10くらいはありそうである。
その重量がやや重くつくられていることと、耳まわりまで守られる上、
激しく動いても外れることがないようにか、もみあげ当たりから垂れ下がっているベルトで
かちっと固定できるのだ。


私がまだ、義務教育を受けていた頃には、粋がっていたのかしらんが
ヘルメットをかぶっている奴は、情けない奴らだと思っていた。
安全であるばかりか、その「すばやさ」がダウンしてしまう気もしたし、
色々な意味でかったるかったのだ。当時の私には背負っているものが多すぎたのだ。


しかし、それでも野球をやっていたときにバッターボックスに入る際には、
チーム共同で使用していたヘルメットを被っていた。
そういえば、すごい強打者にしてもヘルメットを被ってからボックスインしているではないか。


むむ、そういえば、剣道をしていた時にも、こちらは正真正銘のカブトだったが
をかぶっていた。あれは防御力+13くらいあったかもしれない。
バイクにのっている奴だって、ボンバーマンだってかぶっているのだから
マイヘルメットは、確実に持っておきたいと、改めて感じるのである。