もう結婚するんだろうなあという二人や
もう結婚しているという二人
彼らを見ていると、見えないストレスが見えてしまう。
言わなくていいような一言でギクシャクしている様子を
なんとかうまくやっているように見せたい様子が伝わる。


人がデパートでケーキを一つ買っている様子を見ると
あの馬鹿げた甘さで満たされるものが、
その人の幸福なんだと見えて来て、あまりに小さく感じてしまう。


同時期に入社した人が典型的な意匠不審の人だった。
リアリストであり論理的だと思おうとしている。
彼女は一生懸命だが、批判から始まった機能主義は
どこか独善的だなと感じる。


好きな建築家は吉村順三という輩は
今ひとつ信用できないのだが独善的。って批判の仕方は、便利である。


言葉の発見というのは、魔法だなあとつくづく感じる。
人は「とんがって」いなければならない。
それは善に汚染されることを拒む姿なのだと思える。