今日は最後の草枕での生活であろうか。
愛おしく、またこれはこれで良いと思う。


なんせ、仕事がない建築家の下にいたわけだから。処世術はある。
ありがとう恩師よ。あたしは元気です。


最後の夜は、高校の同期をつかまえて晩酌とした。
俺はこういうことを考えたのさ、と伝える。


ロンドンからメールが来る。
よくわからんが漱石草枕を読んでほしい。
あれはなにをかいわん。