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- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2004/08/27
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サム・ペキンパー 監督作品
恐ろしく、難解な映画。
ストーリーの核が掴めないことで
なんのために彼らの行動や出来事が起こっているのか
宙に浮いたままである。
そういった意味で発見したのが
馬が映画とは無関係に生きている存在であることである。
背後の大きな物語が死んでいるように思え
音楽だけが映画に抑揚を与えている。
非常に形骸化しているように見え、それが新鮮である。
夜のシーンでは、真っ暗でなにが起こっているのか
わからないところが、丁寧に撮られている。
よく考えれば、現代の夜は明るすぎるのである。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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サム・ペキンパー 監督作品
西部劇って国民映画ですよね。
時代劇です。
それでもって、西部劇に出てくるような町って
非常に孤立した、場所として描かれています。
これ見よがしに町の中央には広い通りがあって
ここで決斗が行われますよっていう構造である。
ペキンパーからマップが提供されている。
それは、目的地によって世界を限定していく世界観です。
今日の都市では目的地の集積として都市が間断なく繋がっている。
その目で見ると非現実的な姿として見えてきます。
女がいて、頑固な父親がいて、悪漢がいて、裏切りがあり、
最後は英雄的なものを求める。簡単さが見ていて心地よい。