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- 作者: ケヴィンリンチ,Kevin Lynch,丹下健三,富田玲子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/05/29
- メディア: 単行本
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古いハードカバーで読んだ。
中々の耐久戦となったが、非常に読みやすい。
本書はジッテから60年近くたった1959年に書かれている。
ジッテがヨーロッパであったのに対し
リンチはLA、ボストン、ジャージーシティとアメリカで縛っている。
都市論は、その時々の都市がどう迎えられているかで
その論理的手順が異なってくるように思う。
ここでは、「イメージ」が採用されているが
変化の著しく激しい時代において、この言葉が何かを停留する。
イメージでは実際上の都市とは異なり
非論理的に描かれているにも関わらず、シークエンスは保たれるという
捉え方が印象に残る。
環境のイメージを意味、アイデンティティ、ストラクチャーに分解し
意味をひとまず放っておき、形態に特化していることがサッパリしている。
都市のイメージを5つのエレメントに分類し、
その効用を一つ一つ紐解いていく。
現代の都市論は、どうなってきているのだろうか。
- 作者: 多木浩二
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: 文庫
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多木浩二 著
全体に渡って、クリアなテクストである。
順序立ててあり、少しずつ核心部へ
歩み寄っていくスリルがある。
「趣味のユートピア」と「椅子の身体学」が
とくに興味を持った。
椅子の歴史を権力の象徴としての
「玉座」からはじめている。
椅子が持つ構造的変化が意味することを
身体の鋳型として捉えているところがおもしろい。
マルセル・モースの「身体技法」からいくらか引用している。
例の「身体」について考えさせる。
「身体」を道具として扱っており、
それを使って私たちは、時代を生きている。
「身体」を客観的なものとして捉えることで
見えてくるものが、このテクストでは明瞭に描かれている。
- 作者: Annie Leibovitz
- 出版社/メーカー: Random House Trade Paperbacks
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: 木村伊兵衛
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 大型本
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