サークル

印刷を繰り返し
A1サイズやA4サイズの長方形が束になっているデスクの上で
ときおりミステリアスなサークルを発見する。

その円形の痕跡は
薄い茶色でところどころ欠損している。
太古にできた文様かなにかだろう。
偶然だが、普段使っているコーヒーカップの底と
ほぼ同じ径である。

あまりにサイズが一致しているので
デスクにあるそのサークルをそのまま
コーヒーカップスポットにしている。

古代に思いを馳せながら