セックス・アンド・ザ・シティ
ドラマを見て
なにかを言うのはおもしろい。
トレンティドラマが果たす役割として
一つあるのがターゲット層の人々が視覚化される点があるだろう。
それがだれであるかにとどまらず
彼らがどういったところで落ちるかが分かる。
いや彼らではない私たちといっていいと思う。
このドラマには
キャリー、シャーロット、ミランダ、サマンサという
4つの人格が存在する。
4つで一つのエゴを成立させている。
恐らくミランダの設定をしたことがこのドラマを飛躍的におもしろくしている。
彼女の役割だけが少し複雑に感じるからだ。
自己の中には保守派のシャーロットと
革新派のサマンサがいる。
シャーロットは嫌われる役割を持ち
サマンサは年上という設定を持つ。
一話二話と取り上げるよりも
このプロットの時点でここに広がるマップは
豊かになっていると思う。
いくつかのおもしろいキーワードがあった。
その一つに
「これからもこの友情を続けるには投資が必要よ」
というものがあった。
これはおもしろいと思った。