小日記
さてペドロコスタの悲劇の翌日になる今日
あくまで正当化しようという態度なのかもしれないが
ストローブユイレの映画が
なぜ良かったのか考えていた
絵画を見ているような映像と言えるかもしれない
眠い映画で一瞬寝て目が覚めたとき
妙に集中して吸い込まれていく
モンタージュはとなりあう別の時間が接続される
この映画ではそこにはっとさせられる
深い洞察の感じずにはいられない
ああそうだなと感じるのだ
木のとなりに石があるのがなぜなのか
なぜそれを撮っているのか
木は確かにあのように動いているなとか
この角度からの日だとこういうふうに影が落ちるとか
このショットの次にこのショットだとか
こう感じさせる映画監督は少ないが何人かいる
これを自分でどう言葉にするかが課題だ