新政権になり、金融政策がいくつか計画されているようだ。
先の衆院選から、円安がずいぶんと進んでいる。
この政策に対して、円を売っておいたほうがいいと市場が判断していると読めるけど、
外国為替での利回りは、突っ込む額が大きくなければ、あまりおいしい訳ではなさそうだ。
円がユーロやドルに対して、10円挙がったからといって100万や200万換えたところでたがか知れている。
やるんなら、もっと換えねばならないが、するとリスクが膨らんでくる。
一般にFXはハイリスクハイリターンといわれる所以は、そういうことなのだろうか。
金利預金が可能な豪ドル預金が今は熱いという熱心な人の話も聞くけど、
どこの通貨でどれほどで持つとどれほどいいのか、諸説ある


ケインズ的な公共事業を行っていく、と首相がいうとき。
建設業を救うというウインクに見えるけれども、
かつて大量に発行した赤字国債をまるで返せていない日本が公共事業をやることに透明感がない。
強い政府的なこの公共事業がある一方で、自由化を促進する方針には荒療治ながら、希望が感じられる。
経済の自由化によって国内産業は打撃を受ける一面で、輸出型のメーカーは潤いを取り戻すと言われている。
上の詰まった日本社会に外気の取り入れをしようとした瞬間、真の破局が待っているかもしれないが。


都内に必要のない大型ショッピングモールが次々と懲りずに作られている。
途上国にできるショッピングモールは無骨ながら、経済復興の希望を感じるが
日本のそれには、まるで感じない。自作自演のような気分が漂っている。
私がこんな気分ではいつまでたってもデフレから脱却はできそうもないと反省する。


脱原発、といった言葉がある。思い切って、山手線内に原発をつくればいい。
強烈に安全な設計にしておけば、効率的なのではと思う。
東京の満員電車や渋滞問題が案外、それで解決し、地方都市の活性化を促せるかもするかもしれない。
今やるべきは東京オリンピックじゃないだろう。