無菌室を感じさせるアップルの衛生的デザインは
ワイルドな風景とのコントラストがいい。
マイクロソフトを抜いてアップルが総資本?か何かで一番になったらしい。
マイノリティではなく、マジョリティになった時
アップルユーザーは、離れて行くような気がする。


少し、ミラジョボビッチの危うさがなくなってしまったように思える。


今日のホラーは、化け物に襲われたり、恋人の殺されたりするより、
自分がオリジナルではないという事に気づくことのほうがホラーなのだろうか。
通信ができない、あるいは通信情報がライブじゃない場合もホラーかもしれない。
今熱心に眺めている情報が5年前のものであったならそう思える気がする。


町中でユニクロのシャツを着ている人間を見た時に
そのシャツのステッチからなにまで、私が持っているのと全く同じことが分かると
妙なガッカリした気分になるのは、自分はオリジナルではないというホラーに
ツナガッテいるような感じがする。


久しぶりにunderworldを聞いていて、
この楽園のような快楽の感じは、なんだろうかしら。


最近は仕事三昧だ。


建築の世界に、「アクロバット」って言葉があります。
通常の形式ではできない、制度化されてしまっていることを
ベツの形式で飛び越えようとするようなデザインに私はそれを発見します。
建築の設計は、規範を逸脱することが目的化されていくと
マニエリスティックな精神が強調されるような気がする。


目の前で、バック転をして「おれすごい?」
って聞かれているような感じと言えばいいだろうか。
この暑苦しさがなければ穴はあかないのだろうか。


高校時代に嫌に身体能力が高く、頼んでもいないのに
バック転を披露していくれる輩がいた。
そんな芸当を見せられても失笑するしかない。


柱と壁、開口部の比率をいじる場合、アクロバットには
十分気をつけなければ、いけないのだろうと思えます。