土居義岳の「言葉と建築」を、パラパラと読みました。
著者が大学で出題した課題が載っています。


①数量や比例(イタリア・ルネッサンスを念頭)
②形容詞(18世紀フランスの感覚論美学を念頭)
幾何学的形態(新古典主義時代を念頭)
④様式(19世紀植民地文化を念頭)
⑤平面の形式(20世紀を念頭)


建築を言語で説明する際に上記以外にどんな方法があるか。
それをカンガエロ。とかそういう事が書かれています。
シンドイねえ。この本は1997年に書かれているのでもう十年以上前になります。


カワイイは、比例の話かと思っていたけど、そうとも言えないかもしれません。
この言葉は世代格差を作っている意味で、
コミュニケーション不全をあらかじめ狙った悪意があるような気がします。


粋と野暮、はり、瑞々しいとか、大らかとか、萌えとか
エロイとか、ワビだサビだとか、環境に優しいとか、怪しいなあ。
好意的か否定的かは、なんか分かるような分からないような。