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コロッサルユースを劇場で見る。
物を撮影する際に
音が果たす役割は大きいように思う。
都市の雑音は大抵聞いたらすぐに
「都市の雑音」だと分かる
映画では電動ノコギリの音や重たい家具の落下音
トランプをきる音や木のこすれる音が大きめ流される
ペドロコスタが撮影した一塊はかなり即物的で現実的である
周りはなにもなく荒涼としている
空は映ってない事もないが感じさせまいとしている。
太陽がないのに陽光はある
顔に太陽が映り込んでいる
昔SFで見た火星の太陽のような無関心な光だ
ただ容赦なく照らしてしまう
一塊の住人たちはそこから外に太陽があるのを
遠目に見ているような撮影の仕方をしている。
茶色い画面で枯れ果てた感じがする。
ペドロコスタは21世紀の作家であると思う。
力のある作家がまず映画から出てきたことを受け止める。
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アメリカのTVドラマのブームにつき
私のもとにこれが転がり込んできた。
独身女性35歳の性生活、恋愛についてのドラマである。
主人公は4人のそれぞれが違った設定であり
誰かにどこかで共感するような感じ。
舞台はNYでNYに誇りを持っている。
田舎では暮らせない
ださい男とは一緒にいたくない
服は超高級ブランド
でも悩める乙女なのです。
皆自己主張が強くて会話がおもしろい。
たくましいぜ!