日記
レザボアドックス
思い出すと無償に見たくて仕方がなくなった
初めて見たときは、
すげぇ粋なものとして見たと思う
弱冠28歳のクエンティン・タランティーノを世が受け入れることになる傑作
色で名前を呼び合うというポールオースターを読んだ辺りから
見たくなっていた
マイケル・マドセンにしろ、全体として粋さを色あせて
おもちゃのような映画に思えた
それだけの映画だったんだなと思ってしまった
客観的になればなるほど、つまらなくなる映画だと言える
ドイツものは、体制との軋轢が毎度、ほとんど同じ味付けで製作されており、
そのトラウマの深さを感じる
にも関わらず、なぜか望んでいたような物語を見た印象を持ってしまう
これは何か構造的にレシピがあるように思えてしまう
ウケる映画作りなのではないか
機械的な人間を見るのが好きなんだろう?と言われているようだ
よく笑える映画だった